June 09, 2021

山崎まさよし

山崎まさよし

彼のことを最初に知ったのはラジオで流れていた「One more time, One more chance」
そのときは単に「いい曲だな」っていう程度だったけど、その後生出演してアコギ一本で演奏した数曲を聞いてさらに気に入った
その独特の声色と、アコースティックながらファンキーな感性
なかなかの好物だった

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当時、仕事のお付き合いで飲みに行くことも多く、自分より年配の方とカラオケしなきゃいけないとき、ロックアーチスト気取りだった私は耐え難い時間だった
そんなときに歌える曲が彼のナンバーだった
年配の方にも嫌味がなく、私は熱唱できる曲として満足できたし
(演歌や歌謡曲に飽き飽きしてたお店のお姉ちゃんの受けもよかったし)

正確には「関東寄り」の音楽歴なんだろうけど、滋賀生まれのDNAなのかどこか「関西ブルース」の色を感じてしまう
そういうところも好きな要因かも

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d525066843

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June 06, 2021

Mr.Children (ミスターチルドレン)

Mr.Children

80年代後半、自分でバンドをやるようになってからはテレビで流れるような音楽からは遠ざかっていた
仕事で営業に回るときも、CDやMDで録音した古いRockを聞きあさるか、ライブハウスに聴きに行くような音楽を追いかけてた

そんなとき、ふと目についたテレビCMがあった
海の中に沈む椅子…そのバックに流れる不思議な旋律
Mr.Childrenのアルバム「深海」のCMだった

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それまで、かれらの名前はヒット曲を連発してるバンドとして認識してた
でも、気になってそのアルバムを聞いてみると…プログレリスペクトを感じた
SEを多用し、メドレーぽく曲をつなぎ、コンセプトアルバムの体をなす

その当時ヒットしてたシングル曲をアルバムから外し、アルバム全体として聴かせようという姿勢
どうもファンには不評だったようだが(その次のアルバムはその反動かヒット曲だらけだった)私のツボにははまった
そうして彼らのファンになってしまった

その後もポイントポイントで桜井氏の言霊に惹かれていた
「タガタメ」など、シングルになっていないCMタイアップ曲だが、そこに流れる”願い”に涙せずにいられない

あるとき、何気なく見ていたドキュメンタリーで彼らのレコ-ディング風景を映していた
ほんのワンフレーズが気に入らず、何度も何度も録音しなおす
いったん決まったものの翌日「やっぱりもう一度演らせて」と食い下がる桜井
鬼気迫るものがあった
そうして出来上がった曲は、それまでも耳にしていたけど、そのテレビ以降より深く突き刺さってきた
そのワンフレーズが重いのだ

ヒット曲に関しては説明もいらないだろうし、私よりもファンがいっぱいいるだろう

まぁ、いいものはいいってことで

おすすめはアルバムとして「深海」
あとは「タガタメ」「I Love You」「Starting Over」などなど

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u428407458

 

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June 02, 2021

山下達郎

山下達郎

大瀧詠一からのナイアガラトライアングルつながりで、「ナイアガラトライアングルvol.1」で共演した山下達郎を

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山下達郎を知ったのは、カセットテープのCM「Ride On Time」だったと記憶してる
当時、音楽の情報を得るのはラジオが主体
AMはおしゃべりが中心だけど、FMは曲を丸々流してくれる
場合によってはアルバムを全曲ノンストップで流してくれる

そんなときに重宝するのがFM雑誌
2週おきに発刊されて、NHKとFM大阪の全番組(当時は2局しか選択枝なかった)と、アルバムなどの場合は全曲名が記載してあり、その時間になるとラジオの前に座ってラジカセでエアチェックするという具合だ
(新発売のレコード情報もFM雑誌が詳しかった)
それにはカセットテープが欠かせない
その広告も当然目に入る
そこに登場したのがどや顔でポーズをとる山下達郎の広告
ラジオからは「Ride On Time」がCM曲としてガンガン流れる

その後、彼を意識し始めたのはやはりCMで「クリスマス・イブ」がガンガン流れてからかな

アルバム単位で聴いて、「BOMBER」にぶっ飛んだのは大学でベース弾き始めてからだったと思う

っていうくらい、そんなにはまったわけではないけれど、やはりこの人の音楽センスは一目置くものがあるなぁ、と

名曲はいっぱいあるけど、個人的に好きなのは先に書いた「BOMBER」と「アトムの子」あたりかな

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w475977237


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May 18, 2021

杉 真理

終活!!

大瀧詠一、佐野元春とともにナイアガラ・トライアングルVol2にてビートルズへのリスペクト満タンの音を聞かせてくれたのが杉真理
真理と書いて「まさみち」

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おしゃれなシティ・ポップは泥臭い関西人にはあまりなじめなかったけど、かっこいいとは思ってた
というか、こういうカッコよさはできないな、と距離を置いていた
といいながら、LPが出るたびにレンタルで借りてカセットにダビングして聴いてたし、レンタルCD屋で中古販売されてたらなんとなく買っていたりしたらそこそこの枚数所持してた(笑)

CDではもってないけど、ナイアガラの後に出したLPに入ってた「さよならシティ・ライツ」は好きだった
なんか、ジャニーズ(としちゃんやマッチ)みたいだな、って思ったのを覚えてる

テレビに出てるのも観たことないし、ライブの音も知らなかったりする

でも、思い出のアーチストっちゃあ思い出のアーチストやな

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b556610421
Sorry Sold Out

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May 14, 2021

佐野元春

終活!!

大瀧詠一からのご縁で佐野元春

佐野元春との出会い…こんなに重要なアーチストなのに記憶が定かじゃない
前回書いた「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」が先だったか、「SOMEDAY」との出会いが先だったか

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ウォークマンを手にした高校から浪人時代、佐野元春のカセットを入れて夜中町中を徘徊していた
カセットだから当然同じものを繰り返し繰り返し聞く
まだオートリバースもついてなかったし、46分テープにアルバム1枚録音してたかな

佐野元春の魅力は、街の情景を切り取った歌詞の世界
夜中にぶらぶら歩きまわる目に映るものとリンクする
おしゃれな横浜や横須賀の風景にあこがれながら

「HeartBeat」「情けない週末」「Rock'n Roll Night」

NYに拠点を移したり、イギリスっぽい音になったり、その音楽性は変化に飛ぶ
ブルース・スプリングスティーンだったり、ニューウェーブだったり、スタイルカウンシルだったり
過去の作品でもその時々の音の嗜好に合わせて変化させる

京都会館のコンサートに行ったのはNYから帰ってきた後だったか
それまでは軽快なRocknRollナンバーだった「アンジェリーナ」がスローテンポになってたり、そんなひとつひとつが格好良かった

大学で組んだ最初のバンドで彼の曲を数曲レパートリーにしていた
(私がボーカルをとるときのパートに採用 笑)
あこがれることと、自分の曲にすることの違いを痛感させられた思い出でもある

いまだに現役で、年齢を感じさせないアニキ
孤高のアーチストだ

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r477888787


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May 13, 2021

大瀧詠一 (NIAGARA TRIANGLE)

終活!!

はっぴいえんど から細野人脈に続きましたが、いったん戻ってもう一人のはっぴいえんどメンバー大瀧詠一へ

大瀧詠一を意識したのは「A LONG VACATION」から
当時このアルバムの永井博が書いたジャケットのようなイラストが大流行り
たぶん、その興味から入った気がする
同時にラジオから流れる「君は天然色」の奥深いサウンドにひかれてた

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アルバムを手にして、カセットに録音して繰り返し繰り返し聞いていた
当時、ウォークマンも出だしたころで、ヘッドフォンでいつでも音楽が聴けるという環境だったので、細かい音の演出まで聴くことができた

また、名コンビ松本隆とのワードチョイスもおしゃれだった

その後、彼に興味を持っていたら、知らない間に彼の曲をCMで聴いていたことにも気づいた

CDというものが世間に出だしたころ、電気屋で視聴するのはSONYのCDプレイヤーだったけど、そこに入っていたオムニバスCDがクラシックの曲に混じってこのアルバムだった記憶がある
「君は天然色」だったか「さらばシベリア鉄道」だったかは忘れたが、レコードでは味わえないシャキシャキの音に感動したものだ

その後、「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」を手にして、そこにあふれるBEATLS愛にも興味を惹かれた

その後の活躍も素晴らしいが、この2枚のアルバムのころがベストな気がする

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s822699554

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May 08, 2021

坂本龍一 & 高橋幸宏

終活

細野~YMO と来たので、その流れで坂本龍一と高橋幸宏を

まずは坂本龍一
でも、彼のソロはロックの流れとしては書きづらい
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彼を知ったのはもちろんYMO
その活動中に発表されたソロ作から「War Head」なんかはニューウェーブの一つとして覚えてるけど
あとは、戦場のメリークリスマスのテーマをデビッド・シルビアン(JAPANのメンバー)とコラボした「Forbidden Colours」とか
あ、デビッド・シルビアンとは「BAMBOO MUSIC」もあったな

とまぁ、RocKサイドから語るとこの辺だけど

でも音楽としては、映画音楽をはじめとするインストが心に残っている
「戦場のメリークリスマス」はその役者としてのインパクトも含め、大好きだし、ドリンク剤のCMで使われていた「energy flow」も耳に残っている

振り返ると、CDとして買ったのは「戦場のメリークリスマス」目当てで、サントラベストとセルフカバーものだった

次に高橋幸宏
彼もYMOで知った
正確にはサディスティック・ミカ・バンドで彼のプレイは聞いている
高中が好きだった時期があって、「黒船」とか聞いていたから
「タイムマシンにおねがい 」も伝説的な日本のロックとして認識はしてた
でも、そのときは高橋幸宏は意識してなかった

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YMO以外では、再結成したサディスティック・ミカ・バンドのアルバム
ここではボーカルとしても目立っている

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/554545149


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May 05, 2021

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)

終活!!

はっぴぃえんど解散後、細野晴臣がソロやティンパンアレイを経て80年代に仕掛けたユニットYMO

超メジャーアーチスト…
と思ってるけど、若い子は知ってるだろうか
バンド名やその活躍ぶりは知らなくても、音は聞いたことあるだろう
ライディーンやテクノポリスとか

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彼らを知ったきっかけはなんだったろうか?
中学生くらいでラジオで聴いたのが最初か?
それとも江口寿史の漫画でアルバムジャケット観たのが最初か?
あの和服美女の頭から電線が飛び出してるイラストは度肝を抜かれた

で、その音にもはまった
日本より先にイギリスやヨーロッパで認められたってのも心を揺さぶった
日本への凱旋公演ツアーを京都会館に観に行ったのも思い出だ
(自分の小遣いで初めてコンサートチケット買ったのが彼らだったと記憶してる)

で、もちろん、その全盛期の1st・2ndは聞き倒したのだが、実は世間の人が離れだした「BGM」「テクノデリック」あたりがお好みだったりする
テクノを通り越してニューウェーブなのだ
頭の中をノイズが駆け巡るような不思議な感覚
3人の天才が好きな音楽を実験的に創作した曲たち
(商業的にもう一つだった反省でそのあとに「君に胸キュン」なんて世間をあざ笑うものも作ったけど)
そう、「やろうと思えばいつでもヒット曲を作れるよ、でもこういう音が素敵だろ」とでも言いたいようなダークな世界観
テクノディックの最後を飾る「Prologue」から「Epilogue」の流れはデジタルな葬送曲って感じ
暗い葬送ではなく、ステンドグラスの光に包まれて昇華していくような

ピコピコ全開のテクノもいいんだけどね

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/554545149

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May 04, 2021

はっぴいえんど

終活!!

70年代、関西ではブルースが全盛だったころ、関東ではおしゃれな”日本語ロック”が誕生していた
トラッドなソウル・ブルースを取り込んだ関西勢に対し、アメリカンロックのスピリッツを日本語で昇華することで、新しい時代を開いた才能ある4人組

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その後の音楽史に名を刻む細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂の若かりし頃のバンド
各々の活躍はいずれ語るとして、私が最初に「はっぴいえんど」を知ったのは、YMOを好きになって、そのメンバー細野晴臣が元居たバンドという認識
音としては「風をあつめて」や「夏なんです」のほのぼのとしたものから入る
その後さかのぼって1stアルバムを聞いたらぶっ飛んだ
ロックにこれほど自然に日本語が溶け込んでいたとは
演奏はロックそのものなのに、フォークソングとはまた違う”なじみやすい”音楽がそこにあった
まぁ、自分でやるバンドで取り入れようとまでは思わなかったけど
というか、この世界観はテクニックを超えたものがあるから

古いロックと思わずに、機会があれば触れてみてもらいたい

 

オークションページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v799329710
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April 27, 2021

金子マリ&バックスバニー

終活

関西ブルースに染まって過去作まであさっていたころ
このころは仕事で毎週のように出張も行っていたので、気分転換もかねてCDショップもよく行っていた
多少、小遣いが自由になっていた(遠い目…)ころでもある

なので、音は聞いたことはなくても、目に留まったらCDを買っていた
そんな中の一つが「金子マリ&バックスバニー」
以前取り上げた「The Voice & Rythm」で彼女のパワフルな歌声に惚れていた
それが復刻シリーズで廉価販売されていたので飛びついた

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で、聴いてみたら、ロッド・スチュアートとかマービン・ゲイとか、好きなアーチストがやっているような曲を取り上げている
それだけで聴きなじみがある気がした
また、バンドメンバー観て驚いた
鳴瀬喜博・難波弘之・ジョニー吉長なんかがいっしょに演っている

関西ブルースシーンとはまた違う、洗練されたおしゃれな感じだけど、それがまた良い
(下北のジャニスという肩書にだまされていた)

彼女は今なお現役で歌い続けている
石田長生の追悼コンサートでも、彼の名曲を歌っている
限りなく関西ブルースの遺伝子を受け継いでいてくれる歌姫だ

おすすめは「最後の本音」「それはスポットライトではない」

オークションページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u434201536

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