公開日、地元映画館で朝2番目の上映を観てきました
1番目でも良かったんですが、2番目上映の方が大きいスクリーンだったので
しかもこの部屋はドルビー360度サウンドで、重低音もばっちり
途中、あちこちからジェダイマスターの声が聞こえるシーンでは、文字通りフォースに囲まれている雰囲気でした
で、どうだったかというと…
レビューは落ち着いてからするとして、感想を記します
【以下ネタバレ含みます】
【あくまで私個人の思いです】
エピソード7から始まる、レイとカイロ・レンを巡る物語としては良い作品だと思います
前2作の内容や伏線を”おおまか”に回収しています
テンポもはやく、ドキドキの連続でアッというまに時間が経ちました
でも、途中からモヤモヤが止まりません
その一番の原因は「フォースの扱い」でしょう
前作でもそうだったんですが、「フォースに引き寄せられ異次元通信」をすること
オリジナルトリロジー(ep4-6)では、フォースを持つ者同士が「気配を感じる」とか、宇宙での異変(大量殺人)に嫌な感じを受けるとか、感受性の延長では描かれていました
それをビジュアル的に遠くにいる相手と「手が触れるように」語り合うというのは…
百歩譲って、幽体になったジェダイマスターが語りかけるという表現がオリジナルトリロジーであったとしても、それは幽体での登場であり物理的な接触はありません
今回、異次元通信を利用して相手の首飾りを奪ったり…
前回も幽体として現れたルークを「実体」として表現し戦う場面がありました
今回は遠距離異次元通信で直接対決したりします
もうこうなると、相手の拠点に乗りこんで対決する必要なくなります
今回、レイとレンが直接ライトセーバーを交えて、アナキンとオビ=ワンに匹敵する対決をくりひろげてくれるのですから、遠距離通信はせめて心の通いあいまででとどめてほしかったものです
もう一つ、フォースで傷を癒すという行為があります
フォースを「あらゆる生命のエネルギー」と解釈する流れもありましたから、生命エネルギーを与えて治癒力の促進をすることはできるのかも0しれません
が、死んだものまで生きかえらせるとなると…
(ジョジョや綱手でも死んだものを生き返らせることはできませんでした 苦笑)
これが可能ならば、とんでもないフォースの持ち主のダース・シディアスは、瀕死のアナキンをわざわざサイボーグ化させずに治療したでしょう
あと、暗黒面のフォースとしてシディアスがプラズマ攻撃でレジスタンス艦隊を窮地に陥れる場面があります
いやいや、これだけの力があるなら、デススターもスターキラーもいらないでしょう
敵の基地に行って、どんどん艦隊を無力化する…帝国の圧勝です
もう一度オリジナルトリロジーのフォースを思い返してみます
・相手のマインドに乗り込んで意識操作する(ただしあくまで軽く)
・目に頼らずに感覚で攻撃をよける(ミニドローンでの修行)
・「やってみる」ではなく「やれる」という意思で万物をコントロールする
そう、少し超人的ですが、あくまでその身で相手と戦い、交流するだけです
ほかにも突っ込みどころ満載ですが…
私のスターウォーズはオリジナルの3作
ep1-3は、アナキンからダースベイダーの流れを描き、オリジナルトリロジーの物語に深みを与える補足の物語
今回の3作は。スターウォーズのトピックを活用して今風の活劇を作った壮大な映画ってことで
まぁ、家の電話で連絡とりあって待ち合わせて会ってデートする世代と、部屋に居ながらスマホでフェイスタイムで会話できる今の子どもらの世代の違いですね
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