マルホランド・ドライブ
以前から観たかった映画が4Kレストアされて劇場上映されるというニュースを聞いて色めき立った
が、スケジュールと時間が合わず(遅い時間の上映ばかりだった)あきらめかけた時、京都での3館目でやっと時間を合わせることができた
マルホランド・ドライブ
奇才デビッド・リンチ監督による21世紀を代表する作品
リンチ監督は、最近配信で「ツインピークス」を観たこともあり、一筋縄ではいかないことを知っていた
なので、かなり構えて観に行ったのだが
主人公のナオミ・ワッツ演じるベティという娘がとにかくかわいい
ギャングに狙われるは、なぜか大金を持ってるは、記憶を失ってるは、家宅侵入してるは、という女性リタ(仮名)を、とにかくかいがいしく世話をする
ちょっと天然っぽいところも、都会知らずのところもあるけど
途中、脈絡なく現れるおどろおどろしいモノや、変な殺し屋のドジっぷりなど、
「リンチ監督ならぜったいなんかの伏線やろ」
「タランティーノみたいに、別の場所で同時進行してる話がどっかで集合するんか」
などと、余計な詮索をしながらも、とにかくベティの魅力に浸っていく
そう、まんまとリンチ監督の罠にはまっていく
ここまででもある程度のネタバレだが、本当のネタバレはこんなもんじゃないので、話はここまでにしておく
あんな素敵だったベティが…
お金払ってでももう一度劇場で観たかったが、行ったのが最終日だったから願いかなわず
せっかくレストアしたんだから、また最映してくれないかな
まだ演ってないミニシアターもいくつかあることだし…
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