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March 29, 2021

SOOO BAAD REVUE(ソー・バッド・レビュー)

 

終活

ウエストロードやサウス・トゥ・サウスをレパートリーにしたバンドに、うちの天才ブルースギタリストが次に演りたいと言ってきたのが「ソー・バッド・レビュー」だった
正確にはその前に「ボイス&リズム」もコピーしたけど。そちらは次回にして

ブルースは、元々演奏に合わせてその「人生を語る」という要素がある
極端にいえば、3コードで演奏をループさせてる間に、モノローグを放り込む
でも、私が聴きだしたのはそこから洗練されて、おしゃれに音楽として仕上がった作品だった
そこに飛び込んできたのが、彼ら「ソー・バッド・レビュー」のライブ音源だ

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音楽のライブコンサートで繰り広げられる「吉本新喜劇」
そんなもん、自分らで消化できるか不安いっぱいだったが、これまた天才ボーカリストの味もあって、自分らのものにした
聴かせる演奏ではなく、「酔わせるひとときの提供」
私自身のプレイヤーの幅が広まった一曲だ
それが彼らのライブに収められている「かたつむり」

と、自分のことはここまでとして「ソー・バッド・レビュー」の紹介
憂歌団やウエスト・ロードが「関西ブルース」という文化を根付かしたころ、関西界隈の凄腕が集まって結成したのが「ソー・バッド・レビュー」
ギターに石田長生と山岸潤史、そこに北 京一と砂川正和というボーカル陣
石田も歌うんで、曲によって万華鏡のようにイメージが変わる
そしてなにより、ここまで関西弁をブルース・ソウルに溶け込ませたアーチストはほかにいない

スタジオアルバム1枚、ライブアルバム1枚という短命…というか伝説のバンド
なので、当然生で見たことはない

このバンドのメンバーが、のちに関西のブルースシーンあちこちに現れる

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l675869747


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March 26, 2021

West Road Blues Band(ウエスト・ロード・ブルース・バンド)

終活

憂歌団、サウス・トゥ・サウスとレパートリーに取り入れたバンドは、その後スタンダードナンバーを自分ら流にアレンジして演奏していた
その手本となったのはブルースやソウルを、時には渋く、時にはファンキーに自分らの音楽に昇華していたウエスト・ロード・ブルース・バンド

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バンド名の由来は京都の「西大路通り」

残念ながら生で演奏を観たことはなかったけど

アルバム「ジャンクション」の中から、「Just Wanna Make Love To You」「I'd Rather Drink Muddy Water」をコピーしてたっけ
クラシック育ちのキーボードメンバーは、ファンキーな裏打ちリズムになじめなかったのはよく覚えてる(笑)

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s814975335

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March 25, 2021

上田正樹(with 有山じゅんじ、サウス・トゥ・サウス)

終活!

前回書いた憂歌団をコピーしたバンド、アコースティック中心の曲を演奏してたけど、エレキセットもレパートリーにしようということで、憂歌団のエレキ系に加えてチョイスしたのがサウス・トゥ・サウス
基本的なブルースでベースプレイを見つめなおした後で取り組んだのが、ファンキーなソウル
音数は少なくとも、ノリを出すのが難しかったのを覚えてる

今ならフレーズにこだわらず、ノリ重視でできるだろうけど、当時は目立ちたい一心だったから(笑)

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で、上田正樹が歴史的爪痕を残した名盤2枚
関西のライブシーンでは熱狂を呼んでいた「上田正樹とサウス・トゥ・サウス」
まずはそのフロントマン二人がアコースティックに「大阪ドメスティック・ソウル」を確立した名盤「ぼちぼちいこか」
ラグタイムブルースの演奏に「大阪弁こてこて」の歌が乗っかる
「大阪へでてきてから」「あこがれの北新地」「梅田からナンバまで」「俺の借金全部でなんぼや」
もう、タイトルだけでもうきうきしてしまう
80年代に再結成したときに自虐を含めてリメイクした「とったらあかん」も名曲だし(笑)

一方、バンド編成ではソウル全開のライブアルバム「この熱い魂を伝えたいんや」
オープニングの「We Are サウス・トゥ・サウス」から「ウ・プ・パ・ドゥ」「むかでの錦三」などノリノリのひととき

80年代に再結成したときに京大西部講堂でのライブを観にったのも覚えてる
とにかく名盤

オークションページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k540592677

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March 23, 2021

憂歌団

終活!

前回書いたようないきさつでバンドを組んでから、音楽サークルに所属した
そこで1年間最初のメンバーでいろいろ演奏したあとバンドは休止
ベース弾きの楽しさに目覚め始めたころ、アコースティック2本でやっていた友人がバンド形式で活動したいので手伝ってくれと
彼らが演奏していたのが「憂歌団」の曲たち

それまで、「聴いていて好きなものを演奏したい」というレベルから、真剣にプレイヤーとして向き合うのにベーシックなブルースは最適だった

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決して派手な演奏ではないが、その分ごまかしがきかない

磔々のライブにもよく通った
あのせまっ苦しい酒蔵の、たばこの煙がもうもうとしたステージは彼らの真骨頂
開演時間になってもぞくぞくと客が詰め込むもんだから、楽屋への階段にも人があふれ、それでも足りないからステージの両脇に客を座らせていたっけ

内田のギターと木村のボーカルのフロント二人が中心なのは当然だけど、リズムを抑えるベースとドラムがしっかりしてるからこそフロント二人が自由にはしゃぎ回れる
そんな基本的なことも彼らから学んだ気がする

おすすめ曲は「嘘は罪」「渚のボードウォーク」のようなスタンダードから、「胸が痛い」「大阪ビッグリバーブルース」のような関西ブルースまで
アルバムの曲もいいけど、やはりライブで生で聴きたいバンド

オークションページ

http://manu.moe-nifty.com/manu/2021/03/post-19e91b.html

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March 19, 2021

NOVELA (ノヴェラ)

終活!

国内の古いバンド、オークション出品したら結構興味持つ方いたりしてうれしいことです
80年代のレコード時代のアーチストだったら、知ってる方は結構お年で(謝)安かったら軽い気持ちで落して聴いてみようって感じなのかも

記念投稿つづいてはこのバンド
知ってる人少ないと思ってましたが、今の仕事について同僚になった同年代のバンドマンは知ってたりして驚いた記憶があります

今聞いても、ほかに類するバンドがいないなかなかのバンド
NOVELA (ノヴェラ)

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大学に入学して、最初に宿泊行事があるのですが、そこで知り合った同じクラスの数名が音楽の趣味が合い(当時はTOTOやJourney)盛り上がり、それならバンド組もうぜ、と。
最初はTOTOやJourneyをコピーして、「次になにやろうか」というときにドラマーが聴かせてくれたのがノヴェラ
いやはや、無謀な挑戦でした

同じころ、先輩のバンドも彼らをコピーしてたので、本家のライブは見たことありませんが曲はいろいろ知ってましたね
こちらもずっとカセットにダビングしたのを聞いてましたが、CD時代になって偶然出会ったりして買ったものです
(普通のCDショップでは売ってるの見たことない気がする 笑)

プログレと言ってもいろいろありますが(詳しくはこのブログの過去記事「プログレの深い森」ご一読を)彼らは世界観はジェネシス、音作りはジャパニーズヘビメタ
時期によって(メンバーチェンジによって)いろんな顔がある
その辺はベスト盤で聴くと面白い

おすすめは「フェアウェル」「イリュージョン」とか「青の肖像」
CDでは入手しなかったけど、一枚だけあるライブ盤のイントロ「Don't Stop」から最終曲「黎明」までの盛り上がりは秀逸

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t799060765

 

 

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March 12, 2021

ダンガン・ブラザース・バンド

終活!

ちょっとずつオークションに出したものが落札されてうれしいことです
記念投稿つづいてはこのバンド
おそらく知る人は少ない…けど、ぜひ聞いてほしいバンド
ダンガン・ブラザース・バンド

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このバンドも、大学の先輩が聴いていたのを「これ聴いてみ」と教えてもらってはまったもの
ブルースを底に持つ、わかりやすいロック
しゃれた歌詞

先輩からダビングしてもらったテープを何度も聞き、関西にライブがあるときは大阪や神戸まで遠征した
のちに同じくこのバンドのファンになった後輩と組んだバンドで数曲コピーもした

一言でいうと、泥臭いサザンオールスターズ
横須賀、湘南などを想起させるが、サザンのようなさわやかさはない
サウンドとしてはヘビー目のドラムを中心に、キーボードが縦横無尽に破城回る
ギターよりもキーボード中心の音作りは、当時のジャーニーやTOTOにも通じる

キーボードの大谷コウは、原坊が産休していた頃のサザンのサポートメンバーとしてライブやレコーディングに参加していたつわもの

ライブに行って圧倒されたのは、ライブハウスの狭いステージながら、まるでヘビメタのように多数のタムやシンバルがセッティングされたドラム
ドラマーが隠れて顔が見えないほどだった
「こんなん全部使うんかいな」などと思っていたら、バラード曲でも全部使うくらいの派手なドラムさばき(笑)

そこに泥臭い「タメさん」のボーカルが、いやらしく絡みまくる
甘いはずのバラードでもシャウトに変わる、ソウルフルなボーカルだ

おすすめ曲は「素直なハートでまたどうぞ」「素敵さ」「お前にさわっていたい」「恋人たちのゴスペル」など

CD化されてから購入したけど、いまだcd化されてないアルバムもあるから、先輩からダビングしてもらったカセットは貴重だ

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f497636361
Sorry Soldout

 

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March 05, 2021

BARBEE BOYS(バービーボーイズ)

終活!
記念投稿つづいてはこのバンド
こちらもメジャーどころから

バービーボーイズ

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最初に知ったのは…ちょっと記憶が定かじゃない
1stシングルの「暗闇でダンス」を、ラジオで聞いたか、PVを流すテレビ番組で観たか
とにかく、男女の掛け合いが新鮮だったのは覚えてる
そのころはレンタルレコードの時代だったから、借りて録音したけど、たぶん1stはスルーしてて(貧乏だったから何でもかんでもってわけにはいかない 笑)2ndアルバムを何度も聞きこんだと思う
「負けるもんか」「チャンス到来」「ダメージ」など名曲ぞろい

その後はアルバム出るたびに聴きこんでた
LP買うほどではなく、大人になってからCDでそろえだしたけど

魅力は先に書いたような男女の掛け合い
杏子さんのソロだけでも魅力的だけど
それとソリッドなギター
やはりこの時期の流行はU2にような音作りと処理
そこにクラリネットの哀愁ある音が加わるのだから、唯一無二の世界観をつくってた

さすがに、自分でコピーしてやろうとは思わなかったけど

「なんだったんだ?7DAYS」なんかは同年代のお母さま方とカラオケ行ったときなんかは一緒に盛り上がる定番だな

オークションページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q431442940

SoldOut Thank You

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March 01, 2021

爆風スランプ

終活!
記念投稿つづいてはこのバンド
ちょっとメジャーどころから

爆風スランプ

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彼らを最初に知ったのは、交流のあった産大のバンドがコピーしていたのを聞いたこと
その元ネタが関東のデビューしたてのバンドだと知り、神戸でのなんかのイベントで初めて生で見た
一見コミカルバンドだが、そのテクニックは素晴らしく、ライブパフォーマンスに引き込まれたのを覚えてる

生で観る前に「たいやきやいた」のPVでも度肝抜かれた
当時まだ日本人アートストのPVが珍しいころ、手間とお金をかけたPVは新鮮だった
(そのオチも含めて)

その後アルバムを出すたびに大きなバンドになっていき、ヒット曲も数多く
個人的には「江川ほーじん」から「バーべQ和佐田」に引き継がれてもひたすらファンキーに押し通すベースが好物

シングルだと「THE TSURAI」のベース、シングルにはなっていないけど「びっくりミルク」「シンデレラちからいっぱい憂さ晴らしの歌 今夜はパーティー」のベースはブイブイ言わせてて大好き。
あと、社会的なネタを取り込んだ「東の島にブタがいたVol.3」(戦争)「ハイランダー」(土地のバブル)「I.B.W」(戦争や虐殺)なんかもおすすめ

オークションページ

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f499039516
Sorry SOld Out

 

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