ライブレビュー「キツネの嫁入り」One Man Live 2019
16:00 マドナシさんとひーちゃんさんの二人でステージは始まった
二人のデュオ キツネの嫁入りの原点
「雨の歌」
私が大好きなひーちゃんの声で始まる
静かな静かな幸せな時間
数曲、アコースティックのデュオで進む
まだバンドにはまとまっていない新曲たち
今後どう昇華していくかわからないけど、私はアコースティックのこの雰囲気が好きだ
少しずつメンバーが増えて曲が重ねられていく
鈴かなジャジーな雰囲気にも変拍子が放り込まれていく
今の編成になって聞きに行くのは初めてだが、サックスが加わったことで、私が好きな昔のキング・クリムゾンをほうふつさせるところもある
初期のプログレ(?)大作「せん」で第1部は終わる
以前観に行ったときはまだブリッジ部分をベースのとっくんが歌っていたが、彼がいないのでビブラフォンの佐藤さんが歌う…素敵だ
休憩後、静かなベースのフレーズから第2部が始まる
なじみ深い「俯瞰せよ月曜日」「山羊は死刑台に上がらない」と畳みかけるように続いていく
彼らのライブの楽しみかたは、いかに変拍子に乗るかということ
同じ5拍でも「3+2」でのるのか、「2+3」で乗るのか、とか
6拍+5拍を見破り、乗りにくかった曲に乗れた時の満足感、とか
普段4拍が当たり前の人が見に来ると戸惑うだろうけど(笑)
最後は「死にたくない」で終幕
アンコールは2曲、アンビエントな曲と2回目の「俯瞰せよ月曜日」
気が付けば、休憩を含めて3時間の熱演
このブログをさかのぼってみたら「2008年7月」にライブレビューをアップしてる
これが数回目だから、それ以前に今回と同じUrbanGiildに観に行ってるはずだ
その時は4組ぐらいのイベント
気が付けば…10年以上のお付き合いか(驚)
年末恒例のワンマンも、間が空きつつ「2010」「2011」「2013」と今年で4回目
(空白期間は、ひーちゃんファンの私なので彼女の産休中だから行かなかったり、単に仕事で行けなかったり)
出会いが素敵だったので、私としてはトリオ時代の曲の方がなじみが深い
いや、正直そのころの曲が聞きたい
でも、今の編成で進化した彼らも好きだ
今回、アコースティックデュオで始まったときはちょっと期待しちゃったけど
(ひーちゃんのアコーディオンも聞けずに残念)
彼らを追っかけまわしてたら、いつかそういう機会もあると信じて
でも、変拍子大好きの変態プログレオヤジとしては大満足のライブでした
ネットに上がってる昨年のライブ映像より「せん」
おまけ 「俯瞰せよ月曜日」PV
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