80年代前半のUK Rock(2)5選
長年聴いてきた音楽をネタで語るコラムちょっと思いつくままに(笑)
いろんなお題で5曲選んでみます
今回のお題は
「80年代前半のUK Rock」
スターウォーズネタで更新してたので、このシリーズは久々です
80年代の特徴としては、それまでのビッグネームではない若いアーチストが世界中でヒットを飛ばしたこと
ビートルズ時代以来の「ブリティッシュ・インベンション」(英国の侵略)と言われ、高校から大学だった私の周りにもそのファンは多かった
この時代の象徴である「MTVの登場」もあり、映像での露出も特徴であり、グラムロックの流れをくむ「美形・化粧」なんかも人気の要因かな
そんな中から「ニューロマンティック」を中心に
「Visions Of China」Japan
まずは彼らの先輩として、70年代後半のニューウェーブと呼ばれろ頃から活躍し、80年代に独自の音楽性とビジュアルで売れ出したジャパン
後輩に影響を残しつつ、80年代前半に幕を閉じてしまった
ミック・カーンのブイブイベースは大好物
「Visions Of China」
このアルバムを取り上げた記事「Tin Drum」
「Rio」Duran Duran
MTV時代を象徴する、ビジュアル重視のビデオクリップ、12インチシングルの台頭によるリミックス戦略をうまく使ったバンド
デビュー時からひらひら衣装で「ニューロマンチック」をけん引
その一方、曲作りもしっかりしていたので、単なるイロモノでは終わらず、長きにわたり売れ続けた気がする
ドラムは単調だけど、ジョンのベースがブイブイと引っ張ってる
「Too Shy」Kajagoogoo
ビジュアル重視といえば、デュラン・デュランの弟分としてデビューしたカジャグーグーも外せない
もともとベースのニック中心に音楽性を高めたメンバーに華のあるリマールを加えてデビューしヒットを飛ばす。が、置物のようなリマールとはうまくいかず、すぐに脱退
イロモノに見られるが、アンニュイな音作りはしっかりしていて、リマール脱退後はベースのニック中心にファンキーさも加えてよいアルバムを作ってる
この曲のベースラインも、そこらのぽっと出とはちと違う渋さ
「The Look Of Love」ABC
ジャパンのようなきらびやかな美形系譜とは別に、デビッド・ボウイのダンディさを継承したバンドもいくつか売れ出した
その一つがABC
映像はチープだけど(ミュージカルっぽくて 笑)音作りはしっかりしていて、ピアノの使い方にセンスを感じるバンドだった
この鮮烈なデビューアルバムと、渋い2ndアルバムのあとメンバーが抜けてしぼんじゃったけど
「The Look Of Love」
このアルバムを取り上げた記事「Lexicon Of Love」
「poison mind」Culture Club
最後にニューロマンチックの中でも突き抜けて、化粧美男子から中性的な部分を強調したボーイ・ジョージ
イロモノの最たるもんだけど、その音楽性は高く、ソウル・レゲエをうまく取り入れてポップに仕上げてる
音楽面でニューロマンティックの一つの方向異性をしめしたバンド
2nd以降はポップさの方が際立つけど、1stアルバムはホワイト・ソウルの名盤だと思う
このアルバムを取り上げた記事「Colour By Numbers」
こんなテーマはどう?
ってリクエストお待ちしております
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