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August 26, 2019

硬派なバンドが演るアダルトなROCK 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに(笑)
いろんなお題で5曲選んでみます

今回のお題は
「アダルトなROCK」
しばらく暑っ苦しいものを紹介している間に、ほんの少し秋の気配を感じるように
そこで70年代後半に流行りだしたAOR(アダルト・オリエンタル・ロック)の中から、元は硬派な音楽やってたアーチストが残した曲を集めて

「Minute By Minute」The Doobie Brothers
まずはギター中心のアメリカンロックバンドだったドゥービーブラザース
この曲でボーカル取ってるマイケル・マクドナルドが参加したころからアダルトなものが増えてきた

「Minute By Minute」

「Hard To Say I'm Sorry」Chicago
後日紹介したいと思ってるが、このシカゴもゴリゴリのブラスロックを披露してたアメリカンロックのバンド
こんなさわやかな表情で歌う人たちじゃなかった(笑)
邦題は「素直になれなくて」

「Hard To Say I'm Sorry」

「I can't tell you why」The Eagles
こちらもご存じ「ホテル・カリフォルニア」などをヒットさせてたアメリカン・ロックバンド
以前紹介したホテル・カリフォルニアのビデオではひげもじゃだったランディ・マイズナーが爽やかな顔で静かに歌ってる
(ドラムのドン・ヘンリーも爽やかだな)
邦題は「言い出せなくて」

「I can't tell you why」

 

「Hold Me」Fleetwood Mac
もともとはUKのブルースバンド
メンバーチェンジを繰り返し、米英混合のバンドとなって曲風が変わり、リンジー・バッキンガムが中心になるとアダルトなものが増えた
クリスティンとスティービーの女性2枚看板も魅力的

「Hold Me」

「99」TOTO
ハードなROCKをやらせても天下一品のTOTO
元はボズ・スキャッグスのバックバンドだったこともあり、こういう演奏もお手のもの
ちょっと爽やかさを演出するために、楽器も衣装も白くしてるのが微笑ましい(笑)

「99」



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August 19, 2019

Summertime Blues 5選

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さて、いよいよ初秋…ってテーマにしようかとも思ったのですが、まだまだ残暑なので
前回のテーマを受けて、「SummerTime Blues」あれこれってことで

前回のコメントでいろいろあると書いた「SummerTime Blues」
音も含めておさらいしときましょう

「Summertime Blues」 Eddie Cochran
まずは元祖のエディ・コクラン バージョン
シンプルなロックンロールです
すべてはここから始まりました
ただ、エディの名前はこの曲でしかしらないんですけどね

「Summertime Blues」

 

「Summertime Blues」 The Who
おつぎは前回も紹介した ザ・フー のバージョン
数ある中から、ウッドストックの映像を
中学生のころかな、カセットテープのブランド「UD」の発売キャンペーンで「UDストック」と称してカセットテープを買って応募したら「ウッドストック・コンサート」のフィルムコンサート鑑賞券があたるものがって、見事当選
シルクホールに観に行った記憶があります
一番度肝を抜かれたのはジミヘンでしたが、もともと名前は知っていたThe Whoのパフォーマンスはぴか一でしたね

「Summertime Blues」


「Summertime Blues」子供バンド
曲自体を知ったのはこのバージョンが先かな
何の番組だったか忘れてるけどテレビ番組エンディングで毎回子供バンドが一曲披露してたと思う
そんななかの一曲
The Whoのバージョンを日本語歌詞にしたもの
タイトルは「あんたはまだまだ子供だよ」だったと思う

「Summertime Blues」


「Summertime Blues」憂歌団
続いては憂歌団
エディーのシンプルなものを渋いブルースに仕上げた一曲
内田勘太郎のスライドギターが最高

学生時代組んでたブルースバンドでは初期はこの曲がメインだった
ちなみに、そのころのライバルバンドは上記の子供バンドバージョンをコピーしてたな

「Summertime Blues」

「Summertime Blues」RCサクセション
最後は清志郎が発表した問題作
RCサクセションの「カバーズ」ってアルバムに収録されたけど、レーベルが東芝系列だったんで、原発をお作ってる東芝から発売中止に追い込まれるといういわくつきの作品
サウンド的には一番エディ・コクランのアレンジに近い

東北震災の何年も前にこの作品を作り、「日本の原発は安全です」と皮肉を込めて歌った清志郎
福島の事故後に再び脚光を浴びたときには清志郎はこの世にいなかった

「Summertime Blues」

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August 12, 2019

夏と言えば...5選

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暑い日が続きますねぇ
(前回と同じイントロですが 笑)
ということで、今回はシンプルに「夏」をテーマに

といっても、サザンやチューブではなく、しっかりROCKを感じるもので

「Summertime」 Janis Joplin
まずは、暑っ苦しくてもこれを外すわけにはいきません
ジャニス姐さんの名曲
曲自体はJAZZのスタンダードですが、姐さんが歌うと魂がこもります
ブルースであり。サイケでもある、でもなにより姐さんの歌唱力・表現力が唯一無二

「Summertime」

 

「Summertime Blues」THE WHO
元はエディ・コクランのスタンダードナンバーをハードに仕上げた一曲
私はてっきりWhoのバージョンがオリジナルだと思ってた
ちなみに最初にこの曲を知ったのは「子供バンド」(ヘルメットの上にミニスピーカーつけてた時代やね)
で、「憂歌団」のブルースバージョンは学生時代のバンドでコピーしてた
忌野清志郎がカバーした反原発のバージョンも秀逸
名曲は何度もよみがえる

「Summertime Blues」

 

「 Long Hot Summer」The Style Council
ちょっとスタイリッシュにスタカンの名曲から
イギリスパンクムーブメントで活躍した The Jam を解散したポール・ウェラーが結成したスタイル・カウンシル
どんな音を届けるのか期待した最初のミニアルバムの1曲目がこの曲
かなりとまどったけど、時代は「おしゃれ」に変わってたんですねぇ
でも、名曲なのは確かです

「 Long Hot Summer」

 

「The Boys Of Summer」Don Henley
もひとつおしゃれに大人の夏
イーグルスのドラマーで、ホテルカリフォルニアでボーカルとってたドン・ヘンリー
ハスキーな声は健在だけど、イーグルスでのひげもじゃじゃないおしゃれな彼は別人に感じる
このころ、泥臭いバンドしてた人がどんどんAORでヒット飛ばしてた
近々それもテーマにしたい

「The Boys Of Summer」

「Summer」Mogwai

ちょっとマイナーなところから
私が大好きなMogwai


静と動のせめぎあいが特徴のバンド、デビューアルバムからの一曲
静かなメロディだけでも素敵なインストナンバーなのに、それを覆す轟音パート
好き嫌いは分かれるでしょうが、素晴らしい曲です

「Summer」

このアルバムを取り上げた記事「Young Team」

 


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August 05, 2019

どうせ暑いなら熱いROCKに浸ろう 5選

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暑い日が続きますねぇ
ということで、どうせ暑いなら熱いROCKに浸ろうじゃないか

ということで、今回は「熱い」をテーマに選びました
曲が熱いものもいっぱいあるのですが、今回はタイトルが「熱い」ものから


「Burn」 Deep Purple
まずは、文字通り「燃える」一曲
名盤を連発した第2期Deep Purpleからボーカルのイアンが脱退し、代わりにデビッド・カバーデルが加入、またベースにはグレン・ヒューズが加入した第3期の名曲
やっぱデビッドのハイトーンボイスはすごいなと思ってたら、後日テレビでビデオクリップ見たらその部分はベースのグレンが担当してたという(笑)

しかし、歌も熱いがメンバーの頭はみんな暑っ苦しい


「Burn」


「Fire」 Jimi Hendrix
おつぎは熱いブルース魂を持つ男の「火」
もちろん彼の持ち味はLIVEのはでなパフォーマンス
その中でもこの曲は型通りの演奏でちょっと大人しめの感じ
もしかしたらバンド「エクスペリエンス」が解散直前のパフォーマンスかも


「Fire」

 


「Hot For Teacher」Van Halen
もうイントロのドラムからギターから暑っ苦しいし、デビッドのボーカルがこれまたねちっこく
夏はアメリカン・ハード・ロック!
ヘッド・バンキングしながら踊りまくるっきゃない

「Hot For Teacher」

「Hot Legs」Rod Stewart
音はちょっとさわやかなRock'n Roll
ビデオの雰囲気はアメリカっぽいけど、イギリスの伊達男だしね
しかし、この人ほど女性の足の間から歌うのが似合う人はいないね(笑)
さらっと歌う「I Love You Honey」にメロメロ

「Hot Legs」

「Kashmir」Led Zeppelin
ラストはちょっとこじつけ感ありますが…中東のイメージで
タイトルは「カシミール」衣料のカシミアなんかが有名な地方ですね
で、実はこの地域はインドとはいえ山岳地帯、むしろ寒いほうだと(笑)
ただ、ロバート・プラントは砂漠を移動中にこの曲を作り、歌詞とタイトルは適当につけたとか…
なので、中東含めたオリエンタルな雰囲気を、ヘヴィなドラムに乗せた暑っ苦しいロックになってます
数年前、ロバートとジミーが組んだユニットで演奏したときは、エジプトのミュージシャンと共演してるしね
若い頃はそんなに好きでもなかったのですが(派手な曲が好きだったから)今ではZEPで一番好きかも

「Kashmir」
このアルバムを取り上げた記事 「Physical Graffiti」

 

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