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July 29, 2019

隠れないベースの隠れた名曲 by BEATLES 5選

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いろいろ「お題」を考えながら、4曲ぐらいはすぐに思いつくけど、なかなか5曲揃わない
そんな時、彼らだけは別格で5曲以上すぐに思い浮かぶ

ということで、今回はメロディメーカーであるポール・マッカートニーがその才能を活かして、ボーカルのメインはほかのメンバーに任せながら、実はベースラインで主導権を握っている(笑)曲を
題して「隠れないベースの隠れた名曲」

「Come Together」
まずはベースがリフの主体を締めてるわかりやすい例
名盤アビーロードのオープニングはこのベースとジョンの「シュー」っていううなりで始まった
ジョンのボーカルはもとろん主役だけど、このベースリフがあるから名曲になってる
シンプルだけど真似できない非凡なフレーズ

「Come Together」

 

「Something」
こちらもアビーロードから、ジョージの名曲
イントロやブリッジに渋いギターフレーズが入る
が、全編に流れるのはシンプルなリンゴのドラムと”動きまくる”ポールのベースライン
中盤のギターソロは、どう考えてもジョージの出番なんだけど、ポールのベースが絡む絡む(笑)

でも、それも含めての名曲です

「Something」

このアルバムを取り上げた記事「Abbey Road」

「Dear Pludens」
大好きなバラード
ちょっとさかのぼってホワイトアルバムから
シンプルなギターアルペジオに乗せてジョンが歌い上げる
それだけでも名曲なのに、ポールのベースが暴れて、数倍の相乗効果を生んでる

「Dear Pludens」

このアルバムを取り上げた記事 「The Beatles」(White Album)

「With A Little Help From My Friends」
リンゴのボーカルを前面に立てた曲…
なんだけど、ベースラインもしっかり主張してる
こういうコードに対する単音のベースは、ベース音(コードCならCの音)かせいぜい3度・5度を使うんだけど、彼はそれでは我慢できない(笑)
まるでボーカルのメロディラインにコーラスをつけるように複雑な音を重ねて、厚みを深くする
しかもリンゴのキャラに合わすかのようなとぼけた感じでね

蛇足だけど、この曲をジョー・コッカーがコピーしたら、めっちゃディープなブルースナンバーになるという(笑)

「With A Little Help From My Friends」

このアルバムを取り上げた記事「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」

「Don't Let Me Down」
基本的な、ベース音と3度・5度くらいで抑えている…と思いきや、中盤ではギターとシンクロしてツインギターソロのように振る舞うと、後半は暴れまくる(笑)
コーラスでもジョンとためをはりながら、ベースラインでも主役を譲ろうとしない

映像は貴重な後期の演奏の姿(彼らは中期からライブ活動をやめた)
映画「LET IT BE」の映像から
ベースの暴れっぷりがよくわかります

「Don't Let Me Down」

まぁ、ベーシストで収まる性格じゃなかったんだろうし、4人組でやるには限界があったんだろうね
いつどのように聞いてもBeatlesは素晴らしいけど、こうしてベースに注目(注耳?)するのもよいかも

こんなテーマはどう?
ってリクエストお待ちしております

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July 22, 2019

霧の中にいるような音楽 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに
いろんなお題で5曲選んでみます

今回のお題は
「霧の中にいるような音楽」
ROCKは派手でかっこいい
もちろんバラードも素敵だ
でも、神秘的な雰囲気がROCKを感じさせる音もある
こういうの結構お好きなんです、私

「Avalon」Roxy Music
イギリスの伝説感が漂う名曲
このアルバムの「Mere Then This」も深い音作りで好きだが。より神秘的なこの曲を
Roxy Musicはどちらかというとサイケデリックなロックバンドなんで、このアルバムが異質
ヘッドフォンでどっぷり音につかりたい作品

「Avalon」

このアルバムを取り上げた記事 「Avalon」

「Agatis Byrjun」Sigur Ros
アイスランドという土地を愛し、ホープランド語という造語を駆使して独特の世界を作るシガーロス
一年のほとんどを雪と氷に閉ざされるアイスランドから発せられる音楽は、どれもホワイトアウトした天上の調べを思わせる
ボーカルのヨンシーの声も天上の調べ

「Agatis Byrjun」

このアルバムを取り上げた記事 「Agatis Byrjun」

 

「La Folie」The Stranglers
再び、イギリスはイングランドのバンド
しかも、パンクにカテゴライズされる彼らがフランス語を駆使した名曲
この美しさは、彼らのビジュアルから想像つかないが、本来はこういう耽美的なものを内包しているメンバーだったらしい
ROCK小僧の耳には異質なものとして、長く脳裏に刻まれた名曲

「La Folie」

「Sadeness: Part i」Enigma
グレゴリオ聖歌をサンプリングし、その雰囲気を取り入れて構築したポストロックでありながらヒットチャートも席巻した異色作
その雰囲気はもろ、霧深いイギリスの森の中を、ランプを手にしてさまよう姿
ゴシックであり、耽美的であり、デジタルでもある名曲

「Sadeness: Part i」

このアルバムを取り上げた記事 「MCMXC A.D. 」

「I'm not in love」10cc
いの一番に紹介してもおかしくない、大ヒット曲
バンド名は知らなくてもこの曲は聞いたことがある方も多いだろう
全編通して漂う”浮遊感”は唯一無二
でも、私もこの曲以外印象になかったりする

「I'm not in love」

このアルバムを取り上げた記事 The Original Soundtrack」

こんなテーマはどう?
ってリクエストお待ちしております

 

 

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July 15, 2019

石田長生 を知ってるかい 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに
いろんなお題で5曲選んでみます

今回のお題は
「石田長生 を知ってるかい」
「石やん」と呼ばれ、ミュージシャンに愛されるアーチスト石田長生
憂歌団、上田正樹、ウエストロード・ブルースバンドなど関西ブルースシーンをけん引したアーチストらとともに数多くの活動をし、charや忌野清志郎など関東のアーチストとも共演し、渡辺香津美らJAZZのアーチストとも活動を重ねていた

私自身がバンド活動している時期も彼の作品を取り上げたりしたし、磔磔やバーボンハウスなどで何度も彼の演奏に触れている
惜しくも無くなって数年…今度、彼を愛するアーチストが集まってトリビュートアルバムを作るという話を聞いたので、このブログでも紹介してみましょう


「最後の本音」SOOO BAAD REVUE
山岸潤史とのツインギター、砂川正和と北京一のツインボーカルという豪華なバンド
スタジオアルバム1枚とライブアルバム1枚しか残してないけど、このライブがまたすごい
曲はほとんど石やんが手がけてたと思う

「最後の本音」


「過激なラヴソング」 The Voice and Rythm
Sooo Baad Revue を解散し、砂川正和とキーボードの国府照幸を引き連れ、そこに 上田正樹とサウス・トゥ・サウス からベースの藤井裕、ドラムの正木五郎を迎え、「下北のジャニス」と呼ばれていた金子マリを加えたスーパーバンド
ファンキー・ソウル・ロックをごちゃまぜにして、金子マリのパワフルな歌声を浴びせた唯一無二の存在
惜しくもアルバム1枚で終わってしまった

石やんも大好きだけど、このベースの藤井裕さんも私のフェイバリットアーチスト
石やんが派手だからわきを固めてるけど、グルーブの効いたプレイで存在を主張する

「過激なラヴソング」

「The Voice & Rhythm Ⅱ」The Voice & Rhythm
バンド名は同じだけど、前出のスーパーバンドから、石田・藤井・正木の3人で再結成したバンド
じつはこのバンドで初めて石やんをしって、関西でライブがあるたびに観にいっていた
基本3人での演奏なのにめちゃくちゃパワフル
この3人がバックを務めた「ジョニー吉長 with ボイス & ザ リズム」ってユニットも観に行ったなぁ

「The Voice & Rhythm Ⅱ」

「EVERY BODY 毎度!ON THE STREET」BAHO
曲は「The Voice & Rhythm」時代に発表されたものですが、BAHO名義でも演ってます
東京の「バカ」Char と 大阪の「アホ」石やん が堂々とタッグを組んだユニット
バカテク二人の演奏ももちろん素敵なんですが、ライブでのしゃべりの掛け合い、演奏の掛け合いが抜群で、もしかしたらCDよりもライブDVDの方が楽しめるかもしれません
YouTubeにもいっぱいアップされてるのでぜひお楽しみください

「EVERY BODY 毎度!ON THE STREET」

「Round About Midnight」Osamu Ishida
ソロになってから、歌ものも良いのがいっぱいありますが、石やんのギターを堪能出来るインストナンバーを
元はマイルス・デイビスのナンバー(もちろんトランペット)を、まるでギターインストのためにあったかのようなアレンジで聞かせてくれます

「Round About Midnight」



他にも、上田正樹のバックバンドしたり、憂歌団の木村充揮・島田和夫と組んだ「玉出ジャズ・トリオ」など、いろんなライブで石やんの演奏に出会ってきました

そんな石やんを偲ぶトリビュートアルバム、「SONGS OF Ishiyan」楽しみですこんなテーマはどう?
ってリクエストお待ちしております

 

 

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July 08, 2019

DISCOブームに乗っかった大御所 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに
いろんなお題で5曲選んでみます

今回のお題は
「DISCOブームに乗っかった大御所」
私にとってDISCOブームと言えば映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のヒットした70年代後半
まだ中坊から高校世代だったから、踊りに行くことはなかったけど、これ以降ROCKの世界でもディスコサウンドがヒットチャートをにぎわした
それまではソウル系のブラックミュージックで踊っていたのが、猫も杓子もディスコビートになるという(笑)

そんなブームに乗っかったバンドの曲を取り上げましょう


「Stayin' Alive」Bee Gees
まずはこれは外せない、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」で大ヒットしたベタなこの曲
これ以前の Bee Gees はコーラスワークのきれいなフォーク・ポップスのグループっで認識だった
これも映画で使われた「メロディ・フェア」(小さな恋のメロディ)は映画主演のトレーシー・ハイドが好きだったこともあって、大好きな曲だった
3人兄弟のそれぞれのトーンが絡まって、コーラスとしても抜群だし、それが渋いドラムビートとファンキーなベースに乗っかって素晴らしいハーモニーになってる
映画ではオープニンフでこの曲に合わせてただ(かっこつけて)歩くだけのトラボルタに惹かれてしまうという、映画のシーンを合わせて印象に残ったナンバー

「Stayin' Alive」

「Miss You」The Rolling Stones
なんと、あのストーンズがディスコサウンドを取り入れた!っていう当時衝撃だったナンバー
この曲の肝は、おかずを廃して淡々とリズムを刻むドラムのチャーリーと、お仕事に徹してディスコフレーズを弾くビルこの二人がディスコっぽさを押さえているので、ミックが好きに歌っていける
というか、バックがこのリズムじゃなくてもミックは好きに歌うだろうけど
で、ギターの二人はこれまた好き勝手弾いてるだけで…
ということで、違和感なくストーンズの曲として収まるという(笑)

蛇足だけど、ストーンズの曲をリアルタイムで聴いたのは、このアルバム「女たち」が最初だった気がする

「Miss You」

「Da Ya Think I'm Sexy?」Rod Stewart
大西洋を渡って、アメリカの音楽シーンにすっかりそまったロッド兄さんも時代に合わせてヒット曲をさく裂させます
それまでも、バラード良し、トラッド良し、ブルース良し、ロックンロール良しと多彩な兄さんですが、ディスコサウンドも違和感なくこなします
というか、「俺ってセクシーだろ」なんて歌えるのはロッド兄さんだけですね
本来ヘビーなドラムが身上のカーマイン・アピスがしっかりディスコ調でお仕事してるのもツボです

「Da Ya Think I'm Sexy?」

「Rapture」Blondie
ちょっと趣を変えて、パンク・ニューウェーブの旗手もディスコに浮気することがありました
この曲の前にヒットさせた「Heart Of Glass」もディスコ調でしたが、ラップも交えたこの曲は「さあ、踊りなさい」とのデボラ姐さんの魅力が全開
パンクからヒップホップへ移り変わるNYの音楽シーンに、しっかり足跡残したバンドであり、これこそが「ニューウェーブ」を常に体現してたんだなと
うん、姐さんの魅力は、のちに出てくるマドンナより数歩先を言ってましたね

「Rapture」

「I Was Made For Lovin' You」KISS
最後は「KISSよお前もか!!!」ってことで、わかりやすいHard Rockの代名詞キッスもディスコにすり寄ってました
と言っても、ハードにやってもバラードやっても、このいでたちで演ればぜんぶKISSってカテゴリーになるんですけどね

こちらもドラムのクリスは坦々とディスコビート刻んでるし、ジーンのベースもディスコっぽいフレーズで抑えてます
とはいえ、ギターソロ前のベース音がブレークしたあとに、カメラ目線で肩を怒らせていかつく構えてから、さわやかなディスコフレーズを弾きだすジーンはツボです
ひとりミラーボール状態のエースのギターもディスコアイテムですね(笑)
しかし、なんで大御所がディスコサウンドやると裏声コーラスとりいれるんだろ…

「I Was Made For Lovin' You」

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July 01, 2019

ボレロを想起させるROCK 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに(笑)
いろんなお題で5曲選んでみます
今回のお題は
「ボレロを想起させるROCK」
ちょっと個人的事情でROCKからは寄り道が続いてましたが、またROCKの紹介に戻ります
クラシックの迷曲「ラヴェルのボレロ」をご存知の方は多いと思います
一定のリズムで、同じメロディを繰り返し、だんだん楽器が増えていき盛り上がっていく…まさにROCKなクラシック音楽(笑)

ずっと聞いてきたROCKミュージックの中にもそんな手法で作られた名曲たちがあります

「Beck's Bolero」Jeff Beck Group
まずは軽く、タイトルもそのまま「ベックのボレロ」
ジェフ・ベックがヤードバーズ脱退後に結成したグループのアルバムからの1曲
シンプルですが深い味わいがあります
で、参加アーチストがまたすごい
ジェフベックグループにはボーカルにロッド・スチュワート(この曲はインストだから不参加)ベースに後にローリングストーンズに加入するロン・ウッド
で、この曲にはゲストで、アコースティックギターにジミー・ペイジ、ピアノにジョン・ポール・ジョーンズ(共にレッド・ツェッペリン)ドラムにザ・フーのキース・ムーン
うーん、短い曲にはもったいないですね
「Beck's Bolero」

このアルバムを取り上げた記事「Truth」

 

「Heart of Ice」Joe Jackson
続いて、ROCKからJAZZまで消化し、映画音楽のようなものまで作り上げる多彩なジョー・ジャクソンの一曲
木管が奏でるテーマにピアノが加わり、ドラムが加わり…そうしてラストに向けて盛り上がっていくのはまさに20世紀のボレロ
めったに表には出ないけれど、名アルバムのラストを飾るにふさわしい名曲です

「Heart of Ice」

このアルバムを取り上げた記事「Body & Soul」

「Mogwai fear Satan」Mogwai
ちょっとハードになりますが、21世紀のボレロと言えそうなのがこのモグウァイのこの曲
好みは分かれるとは思いますが、彼らの持ち味の轟音(ホワイトノイズと称される)はもちろん、対照的な静寂が音のトリップにいざなってくれる
ずっと底で支えながら、さらに盛り上がったときのドラムは素晴らしい
デビューアルバムにして頂点のこの1曲

「Mogwai fear Satan」

このアルバムを取り上げた記事「Young Team」

「Fractured Mirror」Ace Frehley
続いては、おそらく知っている人はいないんじゃないかという曲(笑)
YouTubeで見つけたときはまさかこの曲があっぷされてるかと驚いたくらい
KISSが絶頂だったころ、4人のメンバーがソロアルバムを出します(たしか同時に4枚発売だったと思う)ポールやジーンは普段からボーカルとってるし、クリスも定番バラードを謳ってる
なので、その3人のソロは聞く価値あったが…さてエースは?って感じで聴いた記憶がある
で、ほとんど印象に残らなかったが(失礼)ラストのこの曲だけは脳裏に刻まれた
ギターシンセが新鮮だったせいもあると思う
またシンプルなフレーズ、アルペジオだったんで、ギター小僧がコピーするのも容易だったからかも

「Fractured Mirror」

 

「Tubular bells」Mike Oldfield
最後は趣を変えて
この曲との出会いは小学生くらいの時、ラジオで映画音楽を聴き漁ってた頃に映画「エクソシスト」のテーマとして
なので私と同年代の方や、映画(特にホラー系)好きの方にはなじみのフレーズでしょう
しかし、この曲の真骨頂は終盤に向けて、さながらオーケストラの楽器紹介のように繰り広げられる楽器お重なりで、最後に「チューブラべル」と紹介される荘厳な響き
序盤の不安をあおるメロディはこのためにあったのか、と
鳥肌モノです
LPの片面をまるまる使った20分越えの大作ですが、ぜひお楽しみください

「Tubular bells」

このアルバムを取り上げた記事「Tubular Bells」

 

 

 

こんなテーマはどう?
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