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April 29, 2019

ベースがカッコよい隠れた名曲 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに(笑)
いろんなお題で5曲選んでみます

第5回のお題は
「ベースがカッコよい隠れた名曲」
ちょっと派手目のスラップ(わたしらの青春時代はチョッパーと呼んでた)系のフレーズを軸に紹介

「Silly Love Songs」Paul McCartney
メロディメーカーであるポールはベースラインがかっこいい曲がいっぱいある
元はWings時代に作ったこの曲もベースラインが素晴らしい
その曲を、のちに映画「ブロード・ストリート」でセルフカバーしたバージョンがこれ
ベースはスタンリー・クラークが担当し、ポールでは出せない味をさらに加えてる
ちなみにギターにスティーブ・ルカサー、ドラムにジェフ・ポーカロとTOTO組がフォローしてるのもツボ

「Silly Love Songs」

 

「4 Ever 2 Gether」ABC
きらびやかなイメージのヒット曲を連発してたABC
アルバムではこんなダークな世界観も
ベースが良いグルーブしてます

「4 Ever 2 Gether」

このアルバムについて書いた記事「Lexicon Of Love」


「Frayo」Kajagoogoo
ボーカルのリマールがアイドル的人気で売れたが、音的にはベースのニック・ベグスが軸で、目立とう精神が旺盛
(実際リマール脱退後のバンドは彼がメイン)
ただのアイドルROCKではないところ見せてます

「Frayo」

 

「You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want)」Joe Jackson
アルバムジャケットはJAZZっぽい(というかソニー・ロリンズのオマージュ)だけど、なかなかにRockなアーチスト
この曲のベース・グルーブは大好物で、ベーシスト時代しっかりコピーさせていただきました
ベースソロにギターが加わり、ピアノやホーンセクションが絡んでくるあたりは鳥肌モノです

「You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want)」

このアルバムについて書いた記事「Body & Soul」


「Dark Necess」Red Hot Chili Peppers
お洒落なUK系に比べ、USAのスラップは黒っぽいファンクか、暴力的なイメージ
このバンドの人らもやたらと脱ぎたがるイメージあるし(笑)
でも、音楽は素晴らしい
フリーは指弾きでもファンキー感抜群だけど、スラップやらせたらチョーかっこいい
古い曲でも良いの一杯あるけど、スラップが目立ってる新しいやつから

「Dark Necess」

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April 22, 2019

ドラムだって目立っちゃうROCK 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに(笑)
いろんなお題で5曲選んでみます

第4回のお題は
「ドラムだって目立っちゃうROCK」
ヘヴィなやつや手数が多いやつはまた別の機会にして、印象的に使われてるものを中心に

「Golden Slumbers / Carry That Weight / The End」The Beatles
Beatlesの歴史最後を飾るのはアビーロードのB面メドレー
そのラストの「The End」で初めてリンゴのドラムソロがフューチャーされる
今まで抑えてたけど、しっかり叩けるよ、と
で、そこまで至るメドレーの流れがこれまた秀逸なのでそこも含んで

「Golden Slumbers / Carry That Weight / The End」

このアルバムについて書いた記事 「Abbey Road」

 

「Some Like It Hot」Power Station
人気絶頂のDuran Duranからギターとベースが参加し、ボーカルにロバート・パーマーを迎えたユニット
当時、ヒット連発してたプロデューサー、ナイル・ロジャースが、自身のバンド「シック」のドラマートニー・トンプソンを起用する
流行りのゲートエコーを効かせたドラムが肝

「Some Like It Hot」

 


「Second Home By The Sea」Genesis
ジェネシスではボーカリストとして、またソロシンガーとしてもヒット曲連発のフィル・コリンズ
しかし、根はドラマー
この曲では喜々としてドラムを叩きまくってる

 

「Second Home By The Sea」

 

「Goodbye Elenore」Toto
いわゆるヒット曲なんで、ギターやキーボードが目立つけど、TOTOのジェフ・ポーカロはすごいドラマー
こういうアップテンポの曲でも、ただ手数を出してるだけじゃなく、いろいろ技を駆使してる

 

「Goodbye Elenore」

 


「Starless」King Crimson
ちょっとマニアックなところから、ビル・ブラッフォードを
序盤は静かに、しかし中盤ギターとベースがフレーズを繰り返す処でドラムの表現を変えて盛り上げていく
そして終盤の緊張感あるプレイ
インスト系プログレの(序盤に歌はあるけど)見本のような曲構成
それを支えるのはビルのドラムプレイ

 

「Starless」

 

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April 21, 2019

愛すべき007

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4月や10月の改変期になると、テレビでいろいろ映画放映されるのが楽しみだった
が、最近は地上波は映画より特番が中心になる
その分、BSで存分に映画を放映してくれるのでそれを楽しみにしてる

ここ十数年、レンタルDVDや配信が普通になり。好きな時に好きな映画を観ることはできる
こちらから求めていくアクティブな観かただ
でも、子ども時代、映画雑誌の月間放映カレンダーとにらめっこして映画との出会いを楽しみにしてたものとしては、決まった時間に放映されるのを受身的に観るのは代えがたい魅力がある

で、本題だが、この4月からのBS特集として、「007 24作品一挙放送」というのが始まった
いやぁ、懐かしく楽しい
さすがにオンタイムでは見れないので、録画して休みの日に観るのだが

それこそ、「ロシアより愛をこめて」とか「ゴールドフィンガー」なんかは小学生時代からテレビで放映されるたびに観てた気がする
「サンダーボール作戦」なんかは、さいとうたかお(ゴルゴ13の作者)の漫画版も持っていた

今回の特集で見直したところ、第1作の「007/ドクター・ノオ」などは私が生まれる前に作られていたり

で、大人になって見直して気づくこともいろいろ
昔バーテンダーしてたから知っていた
「ジェームス・ボンドの好みは、ジンではなくウォッカで、ステアではなくシェークして作るマティーニ」
などは毎作品出てきてたり
バブル時代まで興味がなかった「ドンペリとキャビア」なんてものもしょっちゅう出てきたり、ドンペリや日本酒の温度にこだわったり

いやぁ、大人になってこういう楽しみ方があるとは思わなかった

あと、ボンドカーをはじめとする秘密兵器は男の子心をくすぐる
やっぱ、アストンマーチンはかっこいいしね


放映はあと数作、ショーン・コネリー時代が続くと、ロジャー・ムーア時代に入る
そのあたりは、映画小僧としてリアルタイムで追っかけてたものだからこれも楽しみ

いやぁ、映画ってほんとうに良いものですね

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April 15, 2019

ギターが啼いているROCK 5選


長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに
いろんなお題で5曲選んでみます

第3回のお題は
「ギターが啼いているROCK」


「While My Guitar Gently Weeps」The Beatles

Beatles時代のジョージの名曲
タイトルも「ギターが啼いている」そのまま
ジョージの甘いボーカルも、ポールの渋いベースラインも良いけど、ゲストでギターを弾いてるエリック・クラプトンの啼きのギターは絶品
このあと、ジョージの奥さんにクラプトンが横恋慕するという四方山話も込で(笑)

 

「While My Guitar Gently Weeps」

このアルバムについて書いた記事White Album」


「Parisienne Walkways」Gary Moore
啼きのギターと言えばブルースになるが、この人も啼きまくり
その中でもこの曲は全編で啼いてる
邦題は「パリの散歩道」

 

「Parisienne Walkways」


「Brothers In Arms」Dire Straits
マーク・ノップラーも啼きの名手
弦はピックではなく指弾きで、それがまた哀愁を醸し出している
もう一つ紹介したい曲もあるけど、そちらは別のテーマに取っておいて、マイナーだけど啼きが堪能できる静かなこの曲を

「Brothers In Arms」

このアルバムについて書いた記事 「Brothers in Arms」


「Shine On You Crazy Diamond」Pink Floyd
プログレバンドだけど、ギターのデイビッド・ギルモアはブルースを軸にしたフレーズが特徴
ちょっと長いけど、啼きが満喫できるこの曲を
ついでに、プログレ敬遠してた人もこの曲で興味を持っていただければうれしい

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「Shine On You Crazy Diamond」

このアルバムについて書いた記事 「Wish You Were Here」


「Purple Rain」Prince
コラム第1回では歌の方で取り上げたけど、この人のギターも啼きまくり
で、ヒット曲のこれを
同名タイトルの映画を作り、その最後の方のシーンをそのままビデオクリップにしてる

 

「Purple Rain」

 

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April 08, 2019

ピアノが印象的に使われているROCK 5選

長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

いろんなお題で5曲選んでみます

第2回のお題は
「ピアノが印象的に使われているROCK」
バラードやメロディックに使われてるのじゃなく、ROCKって感じのピアノで
ピアニストがメインのバンドやソロも次に機会にして


「1985」Paul McCartney & Wings
名盤「バンド・オン・ザ・ラン」のラストを飾る曲
印象的なピアノフレーズが繰り返され、そこに様々な楽器やボーカル、果てはオーケストラまで加わっていく
しかし、このピアノフレーズが常に支えているという



「1985」
このアルバムについて書いた記事 「Band On The Run」

 

「Child of Vision」Super Trump
元々プログレ系のバンドなんでキーボードは軸だし、この曲が入ったアルバム「ブレックファスト・イン・アメリカ」はほかの曲もピアノがいい味だしてるけど、緊張感抜群のこの曲を

「Child of Vision」
このアルバムについて書いた記事  「Breakfast In America」

 

「I Don't Like Mondays」The Boomtown Rats
大ヒット曲なんで古くからのRockファンはご存知かと
ほんとうはこんなきれいなサウンドじゃなく、荒々しいRockが売りバンドのなんだけどね
このボーカル、ボブ・ゲルドフがチャリティーを始めたことから「BAND AID」tが立ち上がり、それが「LIVE AID」になった…のが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットへとつながっているという四方山話も

「I Don't Like Mondays」

このアルバムについて書いた記事  「The Boomtown Rats」

 

「(I Know) I'm Losing You」Rod Stewart
主役はボーカルだし、ドラムは重いし、ベースもうなるし、ギターはブルージーでハードだし…でもピアノが印象的に響いてくる


「(I Know) I'm Losing You」

このアルバムについて書いた記事 「Every Picture Tells A Story」

「She's A Rainbow」The Rolling Stones
TVコマーシャルで聴いたことのある方も多いかな
最近もなんかのCMで使ってるけど、昔iMACで使われたのが印象的
音だけだときれいなんで、ストーンズらしくないっちゃあないけど、映像も合わせてサイケな曲とすればこれほどストーンズらしい曲もないっていう不思議な魅力の曲


「She's A Rainbow」

 

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April 01, 2019

絶叫が印象的なROCK 5選

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長年聴いてきた音楽をネタで語るコラム

ちょっと思いつくままに(笑)
いろんなお題で5曲選んでみます

リンクをクリックすれば聞けます

第1回のお題は
「絶叫が印象的なROCK」
(ハードロック系は除く)


「Mother」John Lennon
まずはいきなりの絶叫で心つかまれる名曲
説明不要、まさに心の叫び

Mother
このアルバムについて書いた記事「ジョンの魂」


「All I Want to Do Is Rock」Travis
抒情的な曲が持ち味のTRAVISが骨太だったころの曲
のちのヒット曲のイメージとは程遠く、CD買って聞いてぶっ飛んだ

All I Want to Do Is Rock

このアルバムについて書いた記事 「Good Feeling」


「5years」David Bowie
コンセプトアルバムの幕開けを飾る1曲
名曲ぞろいの「ジギー」(正式名称は長いから省略)では陰に隠れるが、このオープニングのシャウトがこのアルバムの緊張感を作り出している
この曲が気に入ったらぜひアルバム全曲通して聞いてほしい

5years

このアルバムについて書いた記事 「The Rise & Fall Of Ziggy Stardust & The Spiders From Mars」

 

「One Of Us」Prince
レクイエム(鎮魂歌)であり、ソウル(魂)であり、Rock
魂からの叫び
ギターの啼き具合も最高

One Of Us

 

「viva la vida」Coldplay
ちょっと趣は違うが…
後半のコーラスが「歓喜の叫び」になっている
その圧巻はライブパフォーマンスで、観客はチャントのようにこのコーラスに参加する
高揚しないはずがない

viva la vida

このアルバムについて書いた記事 「Viva La Vida or Death And All His Friends」


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