Rod Stewart and the Faces Concert 「Swing Auditorium Mar 7, 1975」
本屋に立ち寄り何気なく音楽雑誌を覗いていると夏フェスのレビューに多くのページを割いている。
あぁ、今年もいけなかったなぁ…
ColdplayやMogwaiを夏フェスの雰囲気で見たかったし、The Musicは解散が決まってるから最後の機会だというのに。
そんなレビューの中で、実は密かに「こいつは見とく価値がある」と思っていた再結成Facesの記事があった。
もちろん、そこにロニー・レーンは居ない。
そしてロッドも不参加だ。
しかしそこを元Simply Redのミック・ハックネルが埋めるというのだから、ロッドとはまた違った味わいが期待できる。
あぁ、聞きたかったなぁ。
ということで、最近ちょくちょく聞いてる「Wolfgang's VAULT」のサイトからFacesのものを探した。
いやぁ、ルーズで泥臭いライブだ。
多分、ミックのボーカルで、しかもほかのメンバーも年取って丸くなった今のライブだともうちょっと洗練されたものになってるんだろうけど。
曲はFacesのものにいくつかRod Stewartのソロ曲も入ってる。
「I'd Rather Go Blind」や「Angel」など、ボーカルRodの真骨頂はもちろん、「I'm Losing You」や「Sweet Little Rock'n Roller」などのアップテンポもその味が楽しめる。
「Stay With Me」から「Gasoline Alley」のメドレーでは途中さまざまなリフが盛り込まれ楽しめる。(Motherless Childrenなんかもあったりして)
「Maggie May」はちょっとロン・ウッドのブギー調ギターが鼻につく。
バラードはしっとりと、ロッドの歌唱力に任せてくれても良かったのでは…。
(というか、Facesのライブにロッドのソロをぶち込むからこうなるんだよな)
ライブの序盤はちょっとガチャガチャした演奏だけど(それも味といえば味だが)後半になるにしたがって本人たちのノリが演奏をかっちりとまとめてくる。
そうテクよりノリを楽しむのがこのバンド。
http://www.wolfgangsvault.com/rod-stewart-and-the-faces/concerts/swing-auditorium-march-07-1975.html
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