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September 04, 2011

The Sex Pistols Concert 「Winterland Jan 14, 1978」

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昨日話題にした、フジロック参戦のFacesは、ベースにグレン・マトロックを迎えていた。
そして、同じフジロックにジョニー・ライドン率いるP.I.Lも参戦していた。

ということで、この二人が在籍してた「The Sex Pistols」のライブ音源を聞く。
この音源のライブはグレンからシド・ビシャスに変わってからのものみたいだけど。

まぁ、70年代の音源ってことで、やっぱ音のバランスなんかはひどい…が、もともと彼らはきれいな音楽を聴く対象ではなく、そのエネルギーを浴びるパフォーマンスだし。
(ってか、ベースのシドはほとんど演奏できなかったと聞くが…)

大作主義・商業主義に毒されていた音楽シーンを切り開くために興ったパンク・ムーブメントの中心だった彼ら、音作りはシンプルだし、楽曲も短く、1時間足らずのライブで14曲も演っている

英語が達者なら、歌詞の内容(MCも含めて)で楽しめるんだろうけど、私はエネルギーを浴びる楽しみ方で。

代表曲「God Save The Queen」で「No Future」と叫んでいた彼らも、年をとりながらも21世紀の音楽シーンで活躍してるというのだから…

唯一、壮絶な死をもってパンクを貫いたシドは映画の題材にもなってる。
(林檎姉さんも歌詞で取り上げてるしね)

当時はおしゃれなThe JAMや、演奏のうまいThe Policeのほうがかっこいいと思ってたけど、今改めて聞くとかっこいいじゃないか、Sex Pistols。
(ガキだったんで、「Sex」という単語を恥ずかしがって敬遠してたせいもあるかも)

http://www.wolfgangsvault.com/the-sex-pistols/concerts/winterland-january-14-1978.html

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September 03, 2011

Rod Stewart and the Faces Concert 「Swing Auditorium Mar 7, 1975」

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本屋に立ち寄り何気なく音楽雑誌を覗いていると夏フェスのレビューに多くのページを割いている。
あぁ、今年もいけなかったなぁ…
ColdplayやMogwaiを夏フェスの雰囲気で見たかったし、The Musicは解散が決まってるから最後の機会だというのに。
そんなレビューの中で、実は密かに「こいつは見とく価値がある」と思っていた再結成Facesの記事があった。
もちろん、そこにロニー・レーンは居ない。
そしてロッドも不参加だ。
しかしそこを元Simply Redのミック・ハックネルが埋めるというのだから、ロッドとはまた違った味わいが期待できる。
あぁ、聞きたかったなぁ。

ということで、最近ちょくちょく聞いてる「Wolfgang's VAULT」のサイトからFacesのものを探した。

いやぁ、ルーズで泥臭いライブだ。
多分、ミックのボーカルで、しかもほかのメンバーも年取って丸くなった今のライブだともうちょっと洗練されたものになってるんだろうけど。

曲はFacesのものにいくつかRod Stewartのソロ曲も入ってる。
「I'd Rather Go Blind」や「Angel」など、ボーカルRodの真骨頂はもちろん、「I'm Losing You」や「Sweet Little Rock'n Roller」などのアップテンポもその味が楽しめる。

「Stay With Me」から「Gasoline Alley」のメドレーでは途中さまざまなリフが盛り込まれ楽しめる。(Motherless Childrenなんかもあったりして)

「Maggie May」はちょっとロン・ウッドのブギー調ギターが鼻につく。
バラードはしっとりと、ロッドの歌唱力に任せてくれても良かったのでは…。
(というか、Facesのライブにロッドのソロをぶち込むからこうなるんだよな)

ライブの序盤はちょっとガチャガチャした演奏だけど(それも味といえば味だが)後半になるにしたがって本人たちのノリが演奏をかっちりとまとめてくる。
そうテクよりノリを楽しむのがこのバンド。

http://www.wolfgangsvault.com/rod-stewart-and-the-faces/concerts/swing-auditorium-march-07-1975.html

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