« Cream Concert 「Winterland Mar 10, 1968 Early Show」 | Main | The Allman Brothers Band Concert「Fillmore East Feb 11, 1970」 »

July 25, 2011

Derek and the Dominos 「Concert Fillmore East Oct 23, 1970」

Dd01

いやもう、オープニングの「Got To Get Better In A Little While」から熱い熱い。
アンコール並みのテンションで15分の熱演。
その後は今では定番といえるブルースナンバーがこれでもかと…
とはいえ、「Tell The Truth」12分「Why Dose Love Got To Be So Sad?」15分「Blues Power」11分と、長尺が続く。
これは安定したリズムセクションが支え、デュアン・オールマンのスライドソロが炸裂しているから。
一応彼はゲスト扱いだけど、彼なしだとこのバンドのこの演奏は成り立たないよな。

「Let It Rain」はオリジナル(Craptonのソロ)では爽やかなナンバーだったのが、ここではかなり骨太のロックに、しかもドラムソロもあれば、ドラムとギターのバトルがあったりと盛り上がり必至(しかも20分強)
ラストを飾るのは「Crossroad」前回紹介したCreamのライブではアップテンポのロックチューンだったけど、このバンドではスローなブルースナンバー。
うーん、こいつも渋くていい

一般には「レイラ」のヒットにより、クラプトンのバンドってイメージだったり、彼のキャリアの一部だったりという認識が強いけど、安心できる面子に囲まれて楽しく演奏しているクラプトン含めて、「デレク&ザ・ドミノス」という歴史に名を残す”グループ”だったんだと改めて認識できるライブだ。

一応過去にも「In Concert」や「Live at the Fillmore」ていう形で彼らのライブは発売されてるから(しかもアルバムの方が曲数多い)、そういう意味での目新しさはないかもしれないけど、無料配信でこのクオリティのライブが聴けるのは大変お得。

「レイラが入ってないから…」とデレク&ザ・ドミノスのライブ盤を見送ってきた方は、ぜひこの配信で出会ってください。
たしかにレイラは名曲だけど、彼らの魅力はその一曲じゃない!!!

http://www.wolfgangsvault.com/derek-and-the-dominos/concerts/fillmore-east-october-23-1970.html

翌日のライブもアップされてます。
違う曲やってたり、同じ曲でも順番が違ったら雰囲気違ったり…
Fillmore East (New York, NY) Oct 24, 1970

|

« Cream Concert 「Winterland Mar 10, 1968 Early Show」 | Main | The Allman Brothers Band Concert「Fillmore East Feb 11, 1970」 »

音楽」カテゴリの記事

Blues」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Derek and the Dominos 「Concert Fillmore East Oct 23, 1970」:

« Cream Concert 「Winterland Mar 10, 1968 Early Show」 | Main | The Allman Brothers Band Concert「Fillmore East Feb 11, 1970」 »