ABC 「Concert Metro Dec 17, 1982」
さて次は誰を聞こうかといつものように「ALL PERFORMERS」をクリック。
ABC順なんで、ぼーっとAの項目を見てると目に飛び込んできたのが「ABC」の文字。
あぁ、懐かしい。
考えてみれば、この頃のニューロマンチック時代、いろんなアーチストのライブを見てるけど、ABCのライブは見聞きしてないなぁ。
ということで、挑戦。
いきなりの「Overture」で人気曲のエッセンスをちりばめたストリングスが4分弱。
なんか、ミュージカルのオープニングみたいで、彼らのコンセプトにぴったりとはまってる。
彼らの音楽はきらびやかなピアノが特徴的なんだけど、ライブで聴くとそれ以上にベースのグルーブが効いてる(逆にピアノがこもってる)
ただ、グルーブしてるんだけど低音のパンチが弱い。
私が良く使う言葉でいくと「メリハリが弱い」
ベースソロでは張り切っていい感じなんだけどね。
で、じっくり聞きながら考えると、ドラムが弱いからベースが浮いてるのかも。
この時代のドラムは軽くおしゃれなのが主流だったから仕方ないか。
スピーカーにSubsonicがついてるなら少しきつめにして聞くのがお勧め。
ボーカルのマーティンはやはりすばらしい。
ライブでも声が安定してるし、裏声までしっかりしてる。
バッキングはほどよくチープな感じ(笑)で、やっぱりボーカルバンドなんだなって。
時期的には1stアルバム「The Lexicon Of Love」発表後で、それ以外の曲は3曲だけ。
2ndアルバムには入ってないから、シングルのカップリングなのかな?
雰囲気的に「I Wish I Were in Love Again」はjazzスタンダードな感じもするけど。
「Thema From Mantrap」は「Poison Aroow」をjazzテイストで仕上げたアレンジもの。
「Alphabet Soup」は、メンバー紹介兼ねたソロ応酬のパーティーソング。
アンコールは別として、このノリでライブを締めるってのはとてもおしゃれ。
曲としては、1stアルバムが好きなんで全部お勧めだし、アルバムどおりに演奏するより結構アドリブ(ライブ用の固定演出かもしれないけど)いれてるのも良。
もっともアルバム1枚分の曲数でライブこなすには1曲1曲を長くするしかないか。
久々に80年代ブームにはまるかも。
http://www.wolfgangsvault.com/abc/concerts/metro-december-17-1982.html
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