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April 12, 2009

Electric Light Orchestra「ELO Ⅱ」

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BeatlesのGeorge Harrisonと縁の深いJeff Lynneが率いるバンドElectric Light Orchestra。
中学時代、Beatles以外にも洋楽の興味を持ち始めた頃、買っていた音楽雑誌で目を引いたカラフルなUFOのジャケット…それがELOことElectric Light Orchestraだった。
その後ラジオ番組でその「Out of the Blue」の中の数曲を聞き、楽しいPOPな音楽に惹かれた。
その後、ベスト盤なども聞いててっきりPOPなRockのバンドだと思い込んでいたのだが、初期の作品を聴くと、結構プログレッシブな要素を持ったバンドだとわかった。

今回は、そんな初期のアルバム、彼らのセカンドアルバムを。

「In Old England Town (boogie #2)」ミュージカルのオープニングのような、様々な主題が次々現れるインストから、壮大な歌が入ってくる。
やはりこのバンドの特徴はストリングスの使い方にあるだろう。
アレンジのひとつとして、ではなく、バンドの核として必ず絡む。
雰囲気としては、Queenの「ボヘミアン」を泥臭くした、あるいはDavid Bowieの「Ziggy」を派手にした、Beatlesの「I Want You」の重さをPOPにした…そんな不思議な感覚。

「Momma」ストリングスが前面に出た、バラード。
ママのことを歌っている、哀愁感たっぷり。
Beatlesに影響を受けているだけあって、メロディがきれいだ。

「Roll Over Beethoven」おなじみ、ベートーベンの「運命」をイントロに引用し、ご機嫌なロックンロールナンバーに展開していく。
曲自身はスタンダードだし、基本的な演奏はシンプル。
結構長い曲だけど、楽しい雰囲気で中だるみなし。

「From The Sun To The World (boogie #1)」シンフォニックな感じをシンセで出しながら盛り上がっていく、こちらも組曲風の作品。
本物のストリングスが効果的な分、シンセがちょっとチープな感じが…
軽くはさまれる変拍子なんかに、プログレと呼ばれる要素があるのか。
静と動のバランスなんかはGenesisに一番近いかな。


「Kuiama」11分超の大作。
シンフォニックな展開、静と動のメリハリ、ピアノとストリングスの効果的なバッキング。
GenesisよりはPOPに、Pink FloydよりはActiveに、Supertrampの「Crime Of The Century」と共に、5大バンドの次代のプログレと思える名曲。
(しかし、両バンドともどんどんプログレ色がうすれ、POPになっていった)

カルト度 80% お勧めですが、まぁ、聞こうと思ってもBEST盤からでしょうね。


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