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March 25, 2009

「死ぬ前に見たい映画100」 -1

ネットのニュースで面白い記事を見つけた。
「死ぬ前に見たい映画100」というものだ。

これを最初は「死ぬ直前に」という意味で、所謂最後の晩餐的なものだと思っていたら、どうやら「死ぬまでに一度は見ておけ」的なもののようだ。
こういうランキングものだと、どうしてもここ10年ほどのものが入ってきて、過去の名作はよっぽどでないと取り上げられないのだが、今回のランキングは結構渋いものも入っているようなので興味がある。
もっとも、アメリカでの調査なので、その点は偏りがあるが…

見たことのあるものは一言コメントを。
その中でもDVDを持っているものはその旨を記載するつもり。
全部いっぺんは無理なので、3・4回に分けてみようかなと。
なお、作品の順番はランキングではなく、原題のアルファベット順とか。
さて、あなたはどれくらい見てる?

「十二人の怒れる男」(1957、シドニー・ルメット)
★ストーリ展開にぐいぐいひきこまれた。密室劇の最高峰

「2001年宇宙の旅」(1968、スタンリー・キューブリック)DVD所有
★説明不要、SF好きのバイブル。(すでに過去の話なのに)今なお古さを感じない。もちろん、テクノロジーの進化が映画以上に速い部分もあるけどね。

「大人は判ってくれない」(1959、フランソワ・トリュフォー)
「8 1/2」(1963、フェデリコ・フェリーニ)
「アフリカの女王」(1952、ジョン・ヒューストン)

「エイリアン」(1979、リドリー・スコット)
★なにしろ予告編が不気味だったし、最初に見たときのどきどきは、SF仕立てのホラー映画のさきがけとして賞賛できる。続編はどんどんB級になるけど、こいつは名作。

「イヴの総て」(1950、ジョセフ・L・マンキウィッツ)
「アニー・ホール」(1977、ウッディ・アレン)

「地獄の黙示録」(1979、フランシス・フォード・コッポラ)
★1回では理解できない世界。その異様な雰囲気(狂気)をきらわずに、何度でも見てみると…でもやッぱり理解できない(苦笑)でも、コッポラのエネルギーは伝わってくる。

「アルジェの戦い」(1967、ジッロ・ポンテコルボ)

「自転車泥棒」(1948、ビットリオ・デ・シーカ)
★名作だと聞いて、中学か高校で見たはずだけど…大人になり、親になった今こそ、もう一度見てみたい。

「ブレードランナー」(1982、リドリー・スコット)DVD所有
★「2001年~」は別格として、娯楽の「スターウォーズ」、ドラマの「未知との遭遇」と肩を並べる、リアルな近未来物の代表格。似たものは数あれどこいつを超えるものはない。

「ブレージングサドル」(1974、メル・ブルックス)
「欲望」(1966、ミケランジェロ・アントニオーニ)
「ブルーベルベット」(1986、デビッド・リンチ)

「俺たちに明日はない」(1967、アーサー・ペン)
★アメリカン・ニューシネマの代表作。救いのないラストだが、これがこの時代のスタンダードでもあるし…。でもやっぱりいい作品だ。

「勝手にしやがれ」(1959、ジャン=リュック・ゴダール)
★中学生の頃、淀川先生の解説本などを読みあさってたからこのあたりのフランス映画は見ているはず。でも、ちょっと思い出せない。ハンサムすぎるアラン・ドロンより、ジャン・ポール・ベルモンドのほうが好きだったのは覚えてる

「戦場にかける橋」(1957、デビッド・リーン)
★こういう映画がアカデミー賞を取っているのは不思議だった。というか、見たときは子どもだったから、ただの戦争映画だと思ってたし。その文学性はもう一度確認してみなくちゃ。

「赤ちゃん教育」(1938、ハワード・ホークス)

「明日に向って撃て!」(1969、ジョージ・ロイ・ヒル)DVD所有
★私の中でも文句なしの映画。すでにブログで紹介済み。絶対に見て損はなし。

「カサブランカ」(1942、マイケル・カーティス)DVD所有
★なんとなくボギーがかっこいいと思ってたのは、沢田研二の影響か…。大人になった今、もう一度本当のキザを見直さなければ。(このボギーと「風と共に去りぬ」のゲーブルが目標だったのに…)

「チャイナタウン」(1974、ロマン・ポランスキー)
「市民ケーン」(1941、オーソン・ウェルズ)
「グリーン・デスディニー」(2000、アン・リー)

「ダイ・ハード」(1988、ジョン・マクティアナン)
★単純に娯楽作として楽しんだけどね。このあと似たり寄ったりの作品が多く出てるけど、やっぱり最初にやったもん勝ちだなと。

うーん、結構見損ねてるのあるね。
一番映画を見てたのが中学から高校時代だし、メディアはテレビって時代だったからねぇ。
今ならレンタルなんかで気軽に見れるから…といいつつ、時間を作るのが難しいからねぇ。

でも、死ぬまでにトライしてみるか。

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