「死ぬ前に見たい映画100」 -2
昨日の続きです。
こうやって眺めると、やっぱミーハー的に話題作となったものを観ていて、文学的な名作系に観てないものが多いなぁと。
マカロニウエスタンや本家アメリカのウエスタンなんかは、私が小学生の頃はしょっちゅうテレビでやってたんですけどね。
「アラビアのロレンス」みたいなのも、2週にわたって放映したり。
今は衛星やケーブルのプログラムで、映画の時間関係なしに流れたりしてるんでしょうけど、「1週間に一本だけ」と親に言われて、映画雑誌の放映スケジュールとにらめっこして悩みながら丸をつけてた、あのワクワク感は今の子どもらにはないかな。
DVDも安いから、観たいものは手にいれて何度でも観れるし、レンタルもあるし…なんて思ってたら、「いつでも観れる」となって逆に観なかったりね。
実際、買っておきながらまだ観てないDVDもあったりして。
「風と共に去りぬ」なんか、5年以上前に買ってるのに(他の作品とパックになってるやつだけど)4時間じっくり関わる時間がとれずにまだ封も切ってなかったりするし…
老後の楽しみになんていってコレクションしてるけど、そろそろ見ておかないと、老後も保証がないしねぇ。
そういう意味では、この話題を元にブログネタにしたのが良いきっかけになるかな。
では、第2弾です
「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989、スパイク・リー)
「深夜の告白」(1944、ビリー・ワイルダー)
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964、スタンリー・キューブリック)
「我輩はカモである」(1933、レオ・マッケリー)
「E.T.」(1982、スティーブン・スピルバーグ)DVD所有
★子どもでも楽しめるファンタジー。名作は名作だが、個人的には「未知との遭遇」のインパクトのほうが強かった。
「燃えよドラゴン」(1973、ロバート・クローズ)DVD所有
★あれこれ考えずに、ひたすらブルース・リーのアクションを楽しめばいい映画。彼の魅力が95%であとは5%がストーリーって感じかな。
「エクソシスト」(1973、ウィリアム・フリードキン)DVD所有
★上映当時は噂だけ聞いていたが、とても観にいくことができなかった(だって小学生の頃だもんね)その後、レンタルビデオの時代に始めてみて、怖さよりもグロさに驚いたような…やっぱ視覚よりも心理的に怖がらせるヒッチコックのほうが好みかも。
「初体験/リッジモンド・ハイ」(1982、エイミー・ヘッカリング)
「フレンチ・コネクション」(1971、ウィリアム・フリードキン)
★テレビ放映で何度でも見た作品。また、何度見ても飽きないのは、ストーリの魅力、ジーン・ハックマンの魅力、そして敵役や脇役の魅力かな。この映画のラストと、続編のラストに隠された遊びがある。(ネタばれは避けますが)
「ゴッドファーザー」(1972、フランシス・フォード・コッポラ)DVD所有
★子どもの頃は単純にギャング映画として楽しみ、学生くらいになると人間ドラマとして楽しみ、そして今なら家族愛としても楽しめる名作。
「ゴッドファーザー PARTII」(1974、フランシス・フォード・コッポラ)DVD所有
★ドラマとしての盛り上がりは第1作より上。でも、インパクトは前作に軍配が上がるかな(続編はつらいね)ロバート・デ・ニーロはやはり名優だし、アル・パチーノの魅力も抜群。
「007/ゴールドフィンガー」(1964、ガイ・ハミルトン)
★007シリーズでは唯一のエントリーだけど、個人的には2作目の「ロシアより愛を込めて」のほうが好きかな。でも、ボンドカーの仕掛けや、帽子を武器にした東洋人との戦いはシリーズ随一。(子ども時代、裸に金箔を塗られて窒息死した美女のシーンに興奮したのを覚えてる…)
「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」(1966、セルジオ・レオーネ)
★この頃のマカロニウエスタンは、「続」とついていても前作とは関係がなく、その配給会社によって勝手にシリーズ物にされていたという…というようなうんちくが出てくるほど、小学生時代にマカロニウエスタンを見まくっていた。(初めて買ったLPはマカロニウエスタンのサントラ集だ)「良いやつ・悪いやつ・ずるいやつ」という本題が語るように、3人のだましあいと対決。クリント・イーストウッドはもちろん、リー・バン・クリーフが小学生にも渋く映っていた。
「グッドフェローズ」(1990、マーティン・スコセッシ)
★スコセッシ&デ・ニーロの名コンビ、ジョー・ペシの名演。「ゴッド・ファーザー」とは又違った雰囲気のギャング映画。でも、こういう世界は女性には面白くないかもしれないね。
「卒業」(1967、マイク・ニコルズ)
★まだ愛だの恋だの縁がなかった小学生時代に、映画雑誌で「名作」と言われてたことだけを頼りに見た青春映画の金字塔。でも、そのころに彼女の母親からの誘惑だとかの話はわかりませんって(笑)。なので覚えてるのはラストの教会からの強奪~バスでの逃走シーンと、随所にちりばめられたサイモン&ガーファンクルの名曲たち。これももう一回見てみないとね。
「大いなる幻影」(1938、ジャン・ルノワール)
「恋はデジャ・ヴ」(1993、ハロルド・レイミス)
「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」(1963、リチャード・レスター)DVD所有
★中学から高校にかけて、年数回の「Beatlesシネ・クラブ」が行ったフォルムコンサートで幾度となく見た作品。これが名作100に入るかどうかは…でも当時動いているBeatlesを見るのはこういう形しかなかったから、楽しんだのは事実。
「花様年華」(2000、ウォン・カーウァイ)
「或る夜の出来事」(1934、フランク・キャプラ)
「素晴らしき哉、人生!」(1946、フランク・キャプラ)
「ジョーズ」(1975、スティーブン・スピルバーグ)DVD所有
★当時の映画雑誌裏表紙一面に飾られたこの映画のポスター。上のほうで小さく泳いでいる女性の下からせまつ巨大なサメの口。いやぁインパクト強かった。映画のほうも出てきそうでなかなか出てこない主人公(サメ)にハラハラドキドキ。ロバート・ショーの怪演、煽る音楽、今でも記憶に残ってる。エンディングのテーマソングも大好き。この映画と次作の「未知との遭遇」で、部屋にポスターを貼るほどスピルバーグのファンになった。
「キング・コング」(1933、メリアン・C・クーパー&アーネスト・B・シュードサック)
「レディ・イヴ」(1941、プレストン・スタージェス)
「アラビアのロレンス」(1962、デビッド・リーン)
★雄大。これだけ長い映画だと見るのは辛いんだろうけど、その景色の素晴らしさやストーリー展開でぐいぐい引っ張っていく。テーマ曲も素敵だし。ピーター・オトゥールはもちろんだけど、オマー・シャリフが印象に残ってる。
ここまでで50本中観たのが24本、うーん5割を切ってるなぁ…
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