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February 12, 2009

The Stone Roses「Second Coming」

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マッドチェスタームーブメントを起こした前作から5年以上の空白を経て発表された2ndアルバム。
前作の明るいおしゃれなグルーブから一転して、ハードなグルーブを聞かせてくれる。
もちろん、待ちに待ったファンからは賛否両論の声が上がったようだが…

このアルバムが発売された94年は、Oasisがスタンダードロックの傑作「Definitely Maybe」でデビューし、対するBlurはこちらもブリットポップの傑作「Parklife」を発表。
Primal Screamはこれまたファンの意表をつくRockな「Give Out But Don't Give Up」を発売するという、すさまじい年。
また、アシッドジャズからJamiroquaiの「The Return of the Space Cowboy」、ヒーリングからEnigmaの「The Cross of Changes」と、そのアーチストの歴史上でも重要作となる作品がどんどん発表されている。


「Breaking Into Heaven」グルーブは健在だが、少しUK特有の陰湿さとサイケ感が加わって、そのうえブルージー。
新しいようでいてじつは時代をさかのぼっているようなナンバー。
この後のCharlatansあたりに引き継がれていったのはこういう雰囲気かな。
Blurの後にきくと、やっぱこれがRockだよなぁというか…。

「Driving South」英国伝統のグルービーなリフロック。
オルタナやブリットポップが主流の時代に、いかに踊れるRockとはいえこれだけの音を作れるのはやっぱりすごい才能の集団だったんだなと。

「Ten Storey Love Song」タイトルどおりラブソング。
ドラムがちょっとはしゃぎすぎだけど、イアンのちょっと不安定な声質は優しさにつながっていいんじゃないだろうか。

「Daybreak」ファンキーチューンなんだけど、Primal Screamなんかとはちょっと質が違う感じ。
あまり黒っぽさを感じないファンキーさ?
ライブでガンガンやってるFacesを思い起こさせる。

「Your Star Will Shine」スローナンバーだけど、アコースティックっぽいようなサイケなような…かなりひねくれた感じ。

「Straight To The Man」ちょっとアダルトな大人のファンキーナンバー。
これは踊れる。

「Begging You」こいつは文句なしの「おどらにゃソンソン」系のブイブイグルーブナンバー
このグルーブを引き継いだのはKula ShakerThe Musicのあたりか。

「Tightrope」ちょっとエスニック風味のあるアコースティック・グルーブ。
Rolling Stonesがやってるようなちょっと黒っぽいブリティッシュ・トラッドとも言えるかも知れない。
このアルバムの中で、結構アクセントになる佳曲

「Good Times」ダークなZepライクなブルースナンバー。
イアンの揺らぐボーカルがばっちりはまっている。

「Tears」Zepの「」あたりを思わせるアコースティックナンバーからハードに移行する曲。
後半のフレーズ・コード進行は…某有名曲と同じだが…

「How Do You Sleep」一転して爽やかなミドルナンバー。
ベースだけはぶいぶいいわしてる。

「Love Spreads」ラストにきっちりグルービーなナンバーを。
Zep、Faces、Jeff Beck Groupe…70年代のグルーブ・ハードロックへのリスペクトが感じられる一曲。

定番度 85% 今聴いても通用するグルーブ

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The Stone Rosesの2ndアルバム『Second Coming(セカンド・カミング)』。1994年発表。 ロックの世界には賛否両論アルバムというのがいっぱいありますが、これもその1枚。しかも争点はただ1点のみという奇妙な作品です・・・まあ何に賛否両論なのかはこの後スグってことで...... [Read More]

Tracked on February 12, 2009 at 06:40 PM

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