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November 19, 2008

David Bowie 「Live in Santa Monica '72」

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最近、ちょくちょくとライブ盤のレビューをしてるので、今回は最近発売された昔のライブ盤を。
David Bowieのライブ盤はすでに何枚か出ているが、LP時代のものは曲順が編集されていたり、曲数が少なかったり。
今回発売されたのは、Ziggy発売後の全盛期のライブを完全収録した優れもの。

音のバランスとしてはやけにベースが前に出ており、ちょっと聞きづらい感もある。
私てきにはベースが目立つのはうれしいけどね。

アルバム「Ziggy Stardust~」を中心に、他のアルバムの曲をバランスよく混ぜてあり、今でも十分通用する曲ばかりなのには驚かされる。

ボウイがジギーという別人格を利用して、スーパースターを演じきった完璧なライブ

気になる曲、お気に入りの曲は…

「Changes」のアレンジが本来はボウイひとりで掛け合うように歌うのだが、当然それは無理なんでコーラスとの掛け合いになるんだけど、それがちょっとチープな感じがして、かえって可愛かったりする。
ピアノの扱いがちょっとジャジーで、オリジナルにはない味を醸し出してるのがいい。

「Life On Mars?」ちょっと鼻にかかったシャウトはとてもセクシー。
アルバムの頃より、より歌唱力がついているのだろう。

「Five Years」音としてはどうしてもチープな感じは否めないが、それを補って余りあるボウイのボーカルは素晴らしい。
それだけに、コーラスの野暮ったさが…

「Space Oddity」「Andy Warhol」前曲では残念だったが、この2曲では素晴らしいコーラスが聞ける。
伴奏がアコギ中心なので、コーラスに専念できたからか(だれがやってるか知らないけど)
どちらも元々好きな曲だけど、ボウイのボーカル力が楽しめるこのライブバージョンも素敵だ。

「Moonage Daydream」この曲はZiggyの中でも隠れた名曲だと思っている。
シンプルなバッキングに、ボウイの素敵なシャウト。
ただ、ライブでは低音のコーラスがちょっと不安定でもったいない。

「Suffragette City」「Rock 'N' Roll Suicide」オリジナルアルバムでもラスト2曲のクライマックス部分。
当然ライブでも最高潮の部分だ。
ここはテクニックどうこうではなく、ノリで押し捲るところ。


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Comments

モーションピクチャーよりもシンプルなバンドサウンドって感じですね。
コーラスはスパイダースのメンバーがやっていると思います。

Posted by: nasumayo | November 19, 2008 01:33 PM

「nasumayo」さん、どーもです。
そうですね、シンプルな分リアルなライブレコード(記録)だと思いますね。
うまい下手じゃなく、70年代アーチストのライブ感が好きですね。
コーラスの下手なところも、逆にリアルで暖かく受け止めたくなるという…

Posted by: MANU. | November 20, 2008 03:48 AM

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