映画「スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐」
ここまでくるともうネタばれのオンパレードになるので書くのが難しいのだが…
シスは誰なのか…(今までのフードから垣間見えるあごで誰か分かってるんだけどね)
どうしてクローン軍がダースベイダーの部下になったのか
これだけ優秀なドロイド軍を、後の帝国vs共和国の戦いに使用しなかったのか(まぁ、エピソード4以降の製作時にこれだけのCGが使えなかったからなんだけど)
ルーク・スカイウォーカーが惑星タトゥイーンのおじ夫婦に育てられたのは
ルークの妹がレイア・オーガナ姫として育てられたのは
殺されたあとも幽体のように関われるオビワン…ジェダイはみんなできるのか
まぁ、大局のなぞからマニアックな話題まで、第4エピソード以降につながる話のつじつまが盛り込まれています。
他にも、第4エピソードで”故郷”のタトゥイーンに降り立ったC3POがこの星を知らなかったわけとかもね。
他にマニアックなところで面白いのは、いきなり最初に出てくる共和国の戦艦が「スターデストロイヤー」にそっくりだったり、戦闘機のコクピットが「Tieファイター」にそっくりだったり。
(両方とも、後の帝国軍の乗り物)
最初はあまり目立たなかった「オーガナ卿」だけど、その船が出てきたら「あぁここにつながるのか」と…船内の様子が「真っ白」なところとかね。
などとマニアも喜ばせながら、アクションの見所ももちろん満載。
いきなりの戦闘は第4エピソードでわくわくしながら見ていた「デス・スター」戦を思い出す。
かと思えば、敵の主軸と思われた、あれだけ強かったデゥークー卿があっさりやられたり(必然があるけどね)
剣劇では、今までなぞの光線で戦うのみだったダーク・シディアスがしっかりライトセーバーで戦ったり(サミュエル・L・ジャクソンとの老年対決は素晴らしい…CGだけどね)
相変わらずヨーダは超人的な動きだし。
でもなによりも最後のアナキン(ベイダー卿)vsオビワンの対決に尽きる。
これまで青・緑vs赤だったライトセーバー戦が、初めて青同士の対決に。
途中のエピソードで仕方なく銃を使ってしまったオビワンが「こんなの使いたくなかった」と言っていたように、実力者の戦いはライトセーバー戦だもんね。
全身ぼろぼろになりながら、おなじみのマスク姿のダース・ベイダーに生まれ変わる場面と、アナキンの子どもたちが生まれる場面…その対比が秀逸。
娯楽活劇中心の第4エピソード以降の物語が、この3部作によってとても深い物語に昇華した。
この3部作のDVDがかなり安いセットもので発売されているので、この機会にぜひ。
(多分、ブルーレイが出るからDVDを安くしてるんだろうけどね)
エピソード1 / ファントム・メナス
エピソード2 / クローンの攻撃
エピソード3 / シスの復讐
エピソード4 / 新たなる希望
エピソード5 / 帝国の逆襲
エピソード6 / ジェダイの帰還
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