The Charlatans「The Charlatans」
アルバムにバンド名を使うってのは1stアルバムでは良くありますが、そこそこアルバムを出したあとに使うのは自身を持って「看板」として送り出すってことですね。
「The Charlatans」は彼らの4枚目のアルバムです。
タイトでシャープなドラム、ブンブングルーブするベース、このリズム隊がこのバンドの肝であり、そこに70年代風のオルガンを中心にしたキーボード、ギターが花を添える。
粘っこいティムのボーカルも味がある。
The Charlatansを知ったのは2000年代に入ってからだが、そのきっかけになった「Forever」にしても、70年代のUKロックテイストに惚れたが、その後さかのぼって聞き出したが、OasisやBlurよりもつぼに入ってしまった。
このアルバム発表の後にキーボード奏者のロブ・コリンズが事故死してしまった。
初期Charlatansの集大成的アルバム。
「Nine Acre Court」ファンキーなインストナンバー
ティムのボーカルも楽器のひとつとしていい味出してます。
「Feeling Holy」ロッド在籍時のフェイセズを思わせる泥臭いロック
「Just Lookin'」アコースティックとエレキのギターの絡み具合が70年代のストーンズを思わせる
「Crashin' In」oasisっぽいPOPな王道ロック
「Bullet Comes」ちょっとスローなファンキーナンバー
「Here Comes A Soul Saver」ギターフレーズがちょっとPinkFloydをパクッていますが…
でも、なかなかさわやかなナンバー
「Just When You're Thinkin' Things Over」ファンキーなピアノがおしゃれ
UKの若者が黒っぽい音を作ろうと思うと、やはりストーンズっぽくなってしまうのは仕方ないか
「Tell Everyone」アコギ中心のバラード
「Toothache」ちょっと重めのナンバー
Zepっぽいリフやドラミングに、オルガンがいい具合にマッチしてる。
「No Fiction」全曲のながれでちょっと重いまま、さらにロックしてます。
「See It Through」この曲聴いてると、やっぱCharlatansはオルガンがいいなぁと
「Thank You」一曲目のインストナンバーと対を成すようなエンディングナンバー。
定番度 70% 90年代のUKを聞くならこいつもどうぞ
The Charlatans - The Charlatans CD/MP3
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