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June 21, 2008

Culture Club「Colour By Numbers」

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前回紹介したDuran Duranなど、ビジュアル系のUKバンドがMTV時代にアメリカのヒットチャートをにぎわしたことを「ブリティッシュ・インベンション」と呼んでいた。
第一次はBeatlesなどのアメリカ上陸で、この時代は第ニ次となる。
そんなムーブメントの中で、ビジュアルの奇抜さではピカイチなのが、女装した(中性?)ボーカルのボーイ・ジョージ率いるカルチャークラブだ。
1stアルバムの「Do You Really Want To Hurt Me」(邦題:君は完璧さ)を初めて聞いたときに好きになり、そのPVを見てさらに驚き、このアルバムを手にしたことで当時の私のフェイバリットになった。
そのビジュアルによって色物に見られがちだが、ボーカルの実力も、曲作りのセンスも抜群で、今聞いてもその歌心は色あせない。
(今となっては薬物使用などでしか話題に上がらないが…)

「Karma Chameleon」POPセンス溢れるヒット曲。
サビの「カマカマカマカマカマ、カメーレーオーン」は、誰にでもなじみやすく覚えやすいフレーズなので、ヒットしたのだろう。

「It's A Miracle」こちらも軽いタッチの曲だが、間奏部の女性コーラスのシャウトは絶品。
もっと長く聞いていたいくらいだ。

「Black Money」ボーイジョージの魅力は、こういうソウルフルなモータウンソングにこそ現れる。
当時、ブルー・アイド・ソウル(青い目=白人のソウル・ミュージシャン)という言葉がはやったが、UKの代表はボーイ・ジョージだろう。
コーラスも迫力抜群。

「Changing Every Day」こちらもアダルトなロックともいえる名曲。(AORという言葉もこの頃はやった)
バンドとして考えると物足りないが、楽曲としては抜群なので、こういうタイプのサウンドはボーイの独壇場なのだろう。

「That's The Way (I'm Only Trying To Help You)」もうここまでくるとゴスペルシンガーと呼んでもいいのかもしれない。
エコー感溢れるボーカルの処理も教会の雰囲気を出しているんだろうし、ピアノだけの伴奏もボーイの声を引き立てている。
試聴する

「Church Of The Poison Mind」アップテンポでモータウンサウンドをPOPに仕上げた名曲。
涙声というか、とてもウェットな声色はアップテンポの曲でも心地よい。
こういう曲だとバンドでやっているということも表に出てくる。
でも、ドラムもベースもギターも控えめだ。

「Miss Me Blind」一番バンドらしいサウンド。
ただ、いかにもこの時代らしくドラムは軽めで、ギターはカッティング中心、ベースはややグルービン。
このアルバムでは聞けないが、この頃のライブ音源だとこの曲と「It's A Miracle」をメドレーで演奏するところがライブ後半の盛り上がりになっていた。
ライブでは間奏のソロ部分ももっと長く演ってたと思う。

「Mister Man」レゲエタッチの曲。
アルバムの中では少し影が薄いのは、前曲がすばらしかったせいか。

「Stormkeeper」こちらもちょっと影の薄い一曲。
80sらしいPOPだとは思うが、彼らの魅力はやはりソウルフルなナンバーに現れる。

「Victims」今でもディープサウンドのプレイリストを作るときには外せない一曲。
UKゴスペルサウンドの最高峰と言ってもいいかもしれない。
本場の哀愁とはまた違う、UKならではのウェット感がすばらしい。
また、ピアノ中心からバンドサウンドへの盛り上がる展開も、ベタベタながらひきつけられてしまう。
出入りでメリハリをつけるドラムやベースもすばらしい。
この一曲だけでもアルバムを買う価値あり。

カルト度 85% まずは80sコンピででも聞いて、次に廉価のベストアルバムで聞いて、それでも気に入った人はぜひ(おすすめです。損はさせません)

Colour By Numbers - Culture Club


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