« Pink Floyd「The Piper At The Gates Of Dawn」 | Main | The Beatles「Rubber Soul」 »

May 27, 2008

The Beatles「Magical Mystery Tour」

077774806220
しばらくDabid BowieやStones、初期のPink Floydなど聞いてたら、やっぱり最後はBeatlesに収束してくる。
今回は「Magical Mystery Tour」 このアルバムはUKのオリジナルLPにはなく、USで発売されたものが日本盤ラインアップではオリジナルLPの仲間に入っている。
つまりUKでは「PLEASE PLEASE ME」から「LET IT BE」までの12枚がオリジナル。
でもそれだけだと全曲網羅できず、この「Magical Mystery Tour」と編集版の「OLDIES」(UK)「HEY JUDE」(US)「RARITIES」がそろって全曲コンプリートとなったはず。
厳密に言えば「赤盤・青盤」やシングルになっているバージョン違いなんかはあるけどね。

話を「Magical Mystery Tour」に戻すと、まずはUKでTV用のスペシャル番組として「Magical Mystery Tour」が作られた。
その中で使用された曲と、当時のシングル曲を2枚組みのEPとして発売。(なので他のLP盤にはこれらの曲は入っていない)
それをUSではA・B面に振り分けてLPとして発売。
つまり、このLPはサントラのA面とシングル集のB面となる。
音楽的には「Sgt. Pepper's~」と同じ流れだが、そちらよりはややシンプル。
でも、簡単にライブでは演奏できないなって感じの、凝りどころ満載。
(もう、このころはライブでは再現できないって、コンサート活動やめてたしね)

「Magical Mystery Tour」タイトル曲。
2チャンネルでありながら、左右だけでなく奥や手前まで音がグリングリンと動き回る。
Beatles流、明るいサイケロック。

「The Fool On The Hill」曲だけ聞けば静かなポールらしいバラードだが、映像のイメージを加えるとこれもサイケなトリップした音楽になる。
曲の途中に部分的にマイナーが入るところなど、さすがのソング・ライティング。
この曲を知った後オカリナをもったら必ず間奏をコピーしてしまう(笑)

「Flying」インストの小曲。
こういう曲が入っているところがサントラ…。
やっぱ、Beatles聴きたい人は歌ものを聴きたがってるんだろうしね。

「Blue Jay Way」ジョージお得意のインドサウンド影響下の作品。
こういう退廃的なエスニック感覚って、サイケに似合いすぎる。
やはりドラッグ・トリップのイメージと瞑想のイメージを組み合わせた彼らのせいだろうか。

「Your Mother Should Know」映像作品のラストを飾る曲。
裏ジャケットにもあるように、ミュージカルのような大げさな階段を4人で並んで、歌いながら降りてくるイメージが強烈

「I Am The Walrus」ジョンの才能が爆発したお遊び感覚抜群の名曲。
サウンドコラージュを、いやみにならない程度に盛り込み、SEも含めてはじめてこの曲だと言える。
雰囲気を真似た曲を作った「Terars For Fears」や、ライブでストレートなロックとしてカバーした「Oasis」など、この世界のファンは多い。

「Hello Goodbye」前曲のジョンに対し、こちらはポールなりのはじけた一曲。
どう作ってもPOPになってしまうところがポール。
メインのフレーズに絡むような掛け合いのコーラスも絶妙。

「Strawberry Fields Forever」ジョンの名曲。(私の中ではBEST5に入る)
すばらしく綺麗な歌メロ、対していつもよりガチャガチャしてるリンゴのドラム(否定じゃなくてこれが好きです)ポールの大げさな曲のようなストリングス、いつもより素直な声のジョンの声…奇跡のように組み合わさって作られた、幻想的な世界。
なにもしらなくても、いつかは「Strawberry Fields」に行って見たいと思わせる。

「Penny Lane」こちらもいかにもポールらしい曲。
こういう曲でのポールのベースは張り切ってる。

「Baby You're A Rich Man」バッキングに少しサイケ的なフレーズが入ってはいるが、他の曲に比べるとインパクトが薄い感じ。
結構、ギターとかが遊んでて面白いんだけどね。

「All You Need Is Love」ジョンの作になる超有名な曲(今もdocomoのCMに使われている)
Love&Peaceの代表作のひとつでもある。
(アニメ「Yellow Submarine」でも効果的に使われていた)
ラストのコラージュ部分を、最近の編集版「LOVE」で違うものにすり替えていたが、これらのコラージュを含めてこの曲が完成していることがよくわかった(すり替わっていると、凄く変。
イン・ザ・ムード、グリーン・スリ-ブス、She Loves Youなど、あるべき場所にないとね。

定番度80% - Beatles作品の中の重要度で言うとこれ位かな。

Magical Mystery Tour - Beatles LP/CD/MP3



<MANU.s Main Page>  <index>

  

|

« Pink Floyd「The Piper At The Gates Of Dawn」 | Main | The Beatles「Rubber Soul」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65010/41325164

Listed below are links to weblogs that reference The Beatles「Magical Mystery Tour」:

» ザ・ビートルズ『Magical Mystery Tour』 [ROCK野郎のロックなブログ]
The Beatlesの編集アルバム『Magical Mystery Tour(マジカル・ミステリー・ツアー)』。 本来はEP2枚組で発売された『Magical Mystery Tour』というミニ・アルバム(?)にシングル数曲を追加してアメリカで編集されたアルバム。個人的にはこういうレコード会社が勝手に....... [Read More]

Tracked on June 02, 2008 at 05:54 PM

» ビートルズ 19 [まい・ふぇいばりっと・あるばむ]
NO.01015 ビートルズのサントラアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』(1967年) 「明けましておめでとうございます」m(_ _)m 昨年中は、本当に楽しい時間をありがとうございました。 今年も拙い文章と失笑を誘う寒いギャグが炸裂する予定ですので、心優....... [Read More]

Tracked on September 09, 2009 at 10:29 PM

« Pink Floyd「The Piper At The Gates Of Dawn」 | Main | The Beatles「Rubber Soul」 »