YES「The Yes Album」
久々に車で片道5時間強の出張ロングドライブ。前回、この顧客のところに行ったときは往復でBEATLES全アルバム(PLEAS PLEAS ME ~ LET IT BE)聞いたっけ…今回はどうしようかと迷ったが、YESを選んだ。私のMP3プレイヤーには3rdアルバムから最新作まで、LIVE盤はのぞいて全部入っている。
ということで、まず最初に聞いたのがこの「The Yes Album」なんとなく1stのようなタイトルだが、彼らの3枚目である。でも、このアルバムからギターがスティーブ・ハウになり、サウンド的にも大きく変革したし、曲構成も組み曲的な大作が聞けるようになった。ある意味、今なお続くイエスというグループの原点となるアルバムである。私的にはこのアルバムから「こわれもの」「危機」までの3枚の頃がYESのベストな時期だと思っている。
オープニングは「Yours Is No Disgrace」大げさな展開とコーラスワークという、YESの2大特徴を生かした曲。私が唯一生でライブを見に行った1992年のツアーではこの曲がオープニングだった。この頃は8人YESの「UNIONツアー」だったが、間奏はスティーブとトレヴァー・ラヴィンのギターソロの応酬。もっとも入れ代わりにソロを引くだけで、ツインならではの掛け合いはなかったけどね。派手なのはトレヴァーだけど、この曲のソロは耳なじんでいるスティーブのほうが良かったかな。
他にも、このアルバムには「Starship Trooper」「I've Seen All Good People」「Perpetual Change」と今でもライブの主要曲となる10分近い大作が目白押し。
クリス・スクワイヤのベースもゴリゴリだし、ビル・ブラフォードのドラムも抜群だし、なによりジョン・アンダーソンの声に張りがある。(逆に、最近のライブでこの頃の曲やると結構辛い)
YESを聞くなら押さえておくべき1枚。
定番度 80% 「危機」「こわれもの」が好きなら迷わずこれも。
The Yes Album - YES LP/CD/MP3
「音楽」カテゴリの記事
- Pink Floyd 「The Dark Side Of The Moon」50周年記念イベント(2024.06.17)
- 久々に「The Wall」を観た(2015.09.08)
- Kraftwerk「Trans Europe Express」(2008.06.06)
- 90年代UKのベスト1と言っても過言じゃない「Screamadelica」(2006.04.27)
- 35年の歴史。Live版ベストアルバム 「The Word Is... Live」(2005.10.10)
「70'S」カテゴリの記事
- Pink Floyd 「The Dark Side Of The Moon」50周年記念イベント(2024.06.17)
- 映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』(2024.06.02)
- Queenについて語ろう その2(2019.02.13)
- Queenについて語ろう(2019.01.02)
- Kraftwerk「Trans Europe Express」(2008.06.06)
「PROGRE」カテゴリの記事
- Pink Floyd 「The Dark Side Of The Moon」50周年記念イベント(2024.06.17)
- 映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』(2024.06.02)
- YES「Topographic Drama: Live Across America」(2018.06.07)
- 久々に「The Wall」を観た(2015.09.08)
- 35年の歴史。Live版ベストアルバム 「The Word Is... Live」(2005.10.10)
「CLASSIC ROCK」カテゴリの記事
- Kraftwerk「Trans Europe Express」(2008.06.06)
- Cream Concert 「Winterland Mar 10, 1968 Early Show」(2011.07.23)
- Elton John「Goodbye Yellow Brick Road」(2009.05.09)
- Jeff Beck Group「Truth」(2008.11.13)
- Beck,Bogert&Appice 「Beck,Bogert&Appice」(2008.10.11)
The comments to this entry are closed.
Comments