Enigma 「A Posteriori」
先日買ったYMOがつぼにはまったので、もう一枚YMOを買うことにした。同時に買うものを探していたらEnigmaが新譜を出すことを知った。ということで早速購入。
Enigmaの新譜、オープニングはいつものテーマでいつもの荘厳な雰囲気…と思いきや、ボコーダーばりばりのメッセージにちょっと違和感。いつもなら女性のささやくような声で始まるのに…しかもその後に入ってくるサウンドがもろ電子音。確かにデジタルビートに他の音を乗せるのがEnigmaの味ではあるが、なんかいつもより電子音が耳につく。先入観にとらわれて新しい試みを受け入れられないのか…その雰囲気でずっと曲を重ねていく。
しかし、最後の最後「Goodbye Milky Way」が最高にいい。Enigmaの中でベスト3に入る名曲じゃないだろうか。この一曲で今までの分を許せるくらいだ。一番のお気に入りの「Return To Innocence」からディ・ファングの民謡を抜いた感じかな。
他に気に入ったのは9曲目の「Sitting On The Moon」くらいかな。これは昔からのEnigmaの雰囲気を残してる。
ただ、このバンドのサウンドは、聞き込んでいくと印象が変わったりするから、将来評価が変わるかもしれない。
しかし、このアルバムタイトルはどういう意味だろう。翻訳サイトでもわからなかったから造語だろうか。「Poster」までならいわゆるポスターだが…
カルト度 90% ユーロビートの好きな人がヒーリングミュージックを探しているならこれをどうぞ。
A Posteriori - Enigma CD/MP3
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