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June 09, 2006

The Charlatans  「Simpatiko」

Simpatiko
久々に新作のレビューを。The Charlatansの「Simpatico」
タイトルの意味は「シンパシー」と同じかな。一致するとか協調するとか言うことだと思う。欲しいCDではあったのだがまだ入手しておらず、知人に借りて聞いてみることが出来た。

1曲目の「Blackened Blue Eyes」で良くも悪くも”安定”していると思わせて始まった新作だが、2曲目「NYC」3曲目「For Your Entertainment」とすすむに連れて、その受け口の広さに驚きだす。いや、何処から聞いてもいつもの「The Charlatans」なのだが、たとえばBeatlesの「Sgt.Peppers~」やQueenの「A Night at Opera」のように、バラエティにとんだ曲がでてくるのに散漫にならず通して聞ける感じといえば良いだろうか。

きっと聞き込めばどれもしっくり来るのでしょうが、今の時点では奇をてらっていないCharlatans節の「Blackened Blue Eyes」「Road To Paradise」「The Architect」がお気に入りですね。

基本はギターバンドなんでしょうが、このバンドはピアノやオルガンの使い方が上手ですね。
それも、突出するのではなく、各楽器がバランスよくとろけこんでいる。

彼らのアルバムはいつもそうなんですが、「これを聞こう」と意気込んで聞くことはないのに、気がついたらコンポにセットして聞きこんでいるという不思議な感じ。このアルバムも結構聞き込むだろうな。

定番度 60% 現役UKが好きな方はぜひ押さえておいて損なし。

The Charlatans - Simpatico MP3

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June 06, 2006

TRAVIS 「Good Feeling」

Travis
先週末は研修会のために蒲郡まで車で移動した。その帰り道に助手席に乗った人がUK好きでかなり話題が盛り上がった。まだ聞いていないものを結構教えてもらったので、また購買意欲が刺激されそうだ。そのときに話題にしたバンドの一つがTRAVIS。帰ってから聞きたくなってプレーヤにセットした。

Travisを知ったのは数年前タワレコで何かないかと物色していたときに試聴機で聞いた「Sing」に惹かれたから。衝動買いでアルバム「The Invisible Band」を手にして、しばらく愛聴盤にしていた。仕事先で嫌なことが会ったり、つかれたときにあのアコースティックな雰囲気に癒されたものだ。
その後いつ頃だろうか、またまた訪れていたタワレコでTRAVISの棚を見ていたときにこの1stアルバムを見つけた。なぜか格安で売られていた。

帰ってプレーヤにかけたとき衝撃が走った。「The Invisible Band」のような爽やかな音を期待していたところに突然のシャウト。そう、John Lennonの「Mother」を彷彿させるような、腹底からのシャウト。「All I Want To Do Is Rock」前に紹介したOASISの「Rock'n Roll Star」ではないが、「俺がやりたいことの全てはROCKなんだ」という叫び。かっこいい。
その後の曲も骨太の音が続くのだが、その源はテクニックの粗さと70年代チックなドラミングかな。

他のお勧め曲は、やかましいくらいのドラムが主張している「Good Day To Die」、後の叙情派につながる「Good Feeling」、70年代か思わせる「Tied To The '90s」、バラード「I Love You Anyways」バラードだけど骨太な「Funny Thing」

定番度 50% 古き良きUKがお好みの方へ

Good Feeling - TRAVIS / CD・MP3

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June 02, 2006

The Police 「Reggatta De Blanc」

Police2
UK中心にやってるわりに抜かしてた貴重なバンドのひとつがThe Police。
ちょうどUKでもパンクが中心になっていた頃なので、パンクに分類されていた。確かに三ピースのシンプルな構成といい、シャウトといい、スマートな風貌といい、なかなかそれらしい雰囲気はあった。もっともThe JAMも同じくくりだったが、The PoliceにしてもThe JAMにしても、PistolsやCrushとは全然音楽性がちがう。しかし、産業ロック・大作主義と対極をなすということで語られたならば仕方ないだろう。

ThePoliceの「Reggatta De Blanc」(邦題:白いレガッタ)は彼らの2ndアルバム。なぜイタリア語かは不明だ。
The Policeを知ったのは、ラジオから流れていた「Message In A Bottle」(邦題:孤独のメッセージ)今までにない曲調にノックアウトされた。今でこそロックとレゲエ・スカの融合は当たり前だが、少なくともラジオでオンエアされるような曲では当時までなかったんじゃないだろうか。レゲエのカバーなんかはあったけどね。今改めて聞いてみると、Stewartのドラムがその雰囲気のキモなんだろうと思う。ハットの刻み方や、軽いタムに対して、重厚感あるバスドラ。ひたすらかっこいい。Andyのギターは、音は重くないのに存在感が重い。アルペジオの使い方やカッティングのリズムがひとくせもふたくせもあって、また音作りもリバーブのかけ方が絶妙で、譜割どおりにコピーしてもあの味は出せない。
そこにStingのあの声が乗っかるのだから…唯一無比の孤高の存在だ。

ほかにお勧めの曲はドラムのイントロが最高な「Regatta De Blanc」ソロになっても定番で演ってる「Bring On The Night」ロケットをスティックで叩いていたビデオクリップも秀逸なレゲエナンバー「Walking On The Moon」やはりドラムが最高な「No Time This Time」

定番度70% 「見つめていたい」でしかThe Policeを知らない人には一度聞いてもらいたい

Reggatta De Blanc - The Police /CD・MP3

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