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May 27, 2006

QUEEN 「Sheer Heart Attack」

Queen3
最近、mixiで学生時代の友人と再会してから、80年代に良く聞いていたものを毎日聞いている。その中でこのアルバム自体は70年代ものなのだが、バンドで演った曲(これも没に…というかそのバンドが一度もステージに上がることなく解散したが)が入っているこの作品を。

UK中心に紹介しているブログなのに、なぜかQUEENはまだ紹介してなかった。もし、今の流れでなければ4・5枚目の「A Night At The Opera」「Day At The Races」あたりを紹介するのだが、「耽美派バンドQUEEN」ではなく 「ハードロックバンドQUEEN」とすればこの3枚目「Sheer Heart Attack」までの作品だろう。

QUEENとの出会いは「Day At The Races」のころがリアルタイムで、そこからのシングル「Somebody To Love」が初めて買った彼らのレコードだった。そこからお決まりのように「Bohemian Rhapsody」「We Are The Champions」などを好きになっていくのだが、バンドでこのアルバムの6曲目「Now I'm Here」をコピーしてから、QUEENのハードさが好きになった。特にこのアルバムには1曲目の「Brighton Rock」8曲目の「Stone Cold Crazy」など、ストレートでかっこいいハードロックナンバーが入っている。

もし、2曲目の「Killer Queen」がヒットしなければ、このままハードロック路線だったかも知れない。このあともアルバムに1・2曲はハードチューンが入ってるけどね。でも、バラエティ豊かな作風が売りになってくるから。それはそれで好きだけど、たまにQUEENが聴きたくなったときは、このアルバムからスタートする。

定番度 60% QUEENは「I Was Born To Love You」だと思ってる若者は一度聞いてくれ 

Sheer Heart Attack - QUEEN /CD・MP3

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May 24, 2006

Style Council 「Cafe-Bleu」

Style1
80年代に学生バンドをしてた私は、在籍してたブルースバンドにちょっとだけ趣味を押し付けてみたいと思った。そこで提案したのがこのアルバムの中の「Blue Cafe」。憂歌団の曲もやってたんで、できるだけ違和感ないようにとギターインストのこの曲を。何度か練習して最終的に没になったけどね。ほんとは「Whole Point Of No Return」や「Strength Of Your Nature」をお勧めしたかったんだけどね。

「The Style Council」は「The JAM」を解散したポール・ウェラーがキーボードのミック・タルボットと組んだユニット。ギターバンドだったJAMから180度変わったようなポールに賛否両論だったけど、今聞いてもおしゃれな「The Style Council」

フェイバリットは2ndアルバムだけど、ここにもいい曲がいっぱい。
「My Ever Changing Moods」「You're The Best Thing」なんて、今でも聞きほれる名曲。
他にも「Paris Match」「Dropping Bombs On The Whitehouse」「Headstart For Happiness」などおすすめ。
ラストの「Council Meetin」のモータウンテイストはミックのオルガンの聞き所。
このアルバムはポール色、ミック色が分かれてたけど、2枚目以降は二人の味が融合してごきげん。
ちょっとシンセドラムが80年代的古臭さを感じさせる曲もあるけどね。

夏に海岸線をドライブするなら、カーステにこれを入れておきたい。

定番度 80% 今のUK好きにもぜひ聞いて欲しい。

Cafe-Bleu - Style Council /LP・CD・MP3

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May 17, 2006

Rock'n'roll Starの誕生 「Difinitely Maybe」

Oasis
Mogwai、My Bloody Vallentine と一緒に3枚セットにする為に買ったのがoasisの「Difinitely Maybe」
これもMP3で持っていたが、割引後の価格が1200円を切る値段だったんで選んだ。

oasisの記念すべき1stアルバム。
アーチストにとってファーストシングルは力の入るものだが、1stアルバムの1曲目というのも愛着と気合が入ったものだと思う。
たとえばBEATLES「I saw here standing there」のカウントから入るイントロ、Led Zeppelin「Good times,Bad Times」のギターリフとワンバスとは思えないヘビーなドラム、Pink Floyd「Astronomy Domine」のギターリフ、King Crimson「21st Centuly Schizoid Man」の歴史の残る名演(というより彼らは現役だが40年前のこの曲を超えるものはない)先にシングルヒットがあり、それを1曲目に持ってくる形でインパクトのあるものは多いが、これらはみなシングルになっていない曲にも関わらず、インパクトを残し後に代表曲のひとつに数えられるものだ。

このoasisの1stアルバムは、アルバムとしては後の2nd以降のほうがはるかに素晴らしいが、この1曲目の「Rock'n'roll Star」が素晴らしい。曲としてもなのだが、デビュー1発目のアルバムのトップに「今夜俺はロックンロールスターだ!!」と高らかに宣言する傲慢さ(笑)しかも実際にロックンロールスターに上り詰めるのだからただのハッタリじゃない自信の表れだ。
他にも、いまだにライブで演奏されることの多い佳曲が詰まっている。「Shakermaker」「Live Forever」「Supersonic」「Cigaretts & Alcohl」など。

定番度 50% 他のアルバムの方がお薦めではある

oasis - Difinitely Maybe /MP3・CD

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May 16, 2006

BEATLES流サイケの夜明け 「Revolver」

Riboruba
今日は片道5時間超の長距離ドライブ。途中で思い立ち、カーステ直結のMP3のプログラムをBEATLESのアルバムを順番に演奏する設定に。結局往復10時間強のあいだに「Please Please Me」から「Yellow Submarine」まで聴いた。
そのなかからまだ紹介していないものでお気に入りをひとつ。それが「Revolver」だ。
誰もが知っている曲としては「Eleanor Rigby」「Here, There And Everywhere」「Yellow Submarine」あたりかな。
でも私のお気に入りは別にある。順番に行くと…
「I'm Only Sleeping」- あとのアルバムやソロによく出てくるjohnの”けだるい雰囲気”を最初に確立させた佳曲。
「She Said She Said」- おそらく「あなたの好きな曲は」というアンケートのBEST100には一生入らないだろうけど、大人になって聴くとどんどん味が出てくるマニアックな1曲。
「For No One」- そのまま聴くとpaulお得意の甘いバラードだけど、中学生のころ買った「ビートルズ詩集」で一番気に入った詩の曲。「彼女の目には何も映っていない。誰のために泣いたのか…ずっと続くはずの愛だったのに…」次の「Sgt. Pepper's」に入っている「She's Leaving Home」とセットで聴くとなお悲しい。
「I Want To Tell You」- 学生のころはそんなに好きじゃなかったけど、この不協和音ぎりぎりのところで張り詰めているコーラスとバッキングが味のあるサイケな1曲。
「Tomorrow Never Knows」- テープの逆回転などを多用したサイケ感満載の音にjohnの声がぴったりと乗っかる隠れた名曲。この1曲が次の「Sgt. Pepper's」につながる。実際、今日はこの曲と「Sgt. Pepper's」のイントロの雑踏の音が続いて流れた時に鳥肌が立った。

このアルバムは「LET IT BE」「HEY JUDE」(アメリカ版の後期BEST)についで買ったアルバム。普通なら「Sgt. Pepper's」や「Abbey Road」を買うんだろうけど、それは友達が持ってたしね。当時はレンタルレコードも無かったから、友人と違うのを買っては録音して聞きあってた。買った当時と今とで、全然評価する曲が違うという、変わった1枚かな。

定番度 100% 

Revolver - BEATLES/LP・CD・MP3

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May 14, 2006

一度は聞いてみるべき「Loveless」

Loveless
90年代初頭に発表されたMy bloody Valentine(通称マイブラ)の2ndアルバム「Loveless」
90年代シーンをリアルに生きていなかった私は、このアルバムにリアルタイムで出会えなかったことがすごく残念。
先日、Mogwaiの新作を買うときに、3枚セットで買うと安くなると言うのでどれにしようか迷った挙句買ったのがこの一枚。すでに友人に借りてMP3で持ってはいたのだが、ずっと手にしたかったもんで…。

曲はすごくPOPでなじみ易い…しかしバッキングの音が歪む歪む歪む…
もう全曲この説明しかないなと…(笑)
下手するとただのノイズになるところを、聞き込ませるまで成熟させているところが名盤たるゆえんか。

1曲目の最初にノイジーなギターのイントロが入るのだが、そこにボリュームをあわせて絞るとボーカルが聴きづらい。ボーカルに合わせてボリュームを上げると、間奏のギターで部屋が揺れる…深夜に聞くときはヘッドフォンをするべし(ご近所迷惑だ)

一般的には定番度50%…くらいだろうけど、ロック好きなら一度は聞いてみよう

Loveless - My bloody Valentine /MP3 CD

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May 01, 2006

間違いなく今年のBEST3に入る「Mr.Beast」

Mogwai
長かった…このアルバムと出会うために、2ヶ月を要した。(理由は「amazonにモノ申す」をご覧ください)その後、HMVで輸入版3枚で20%offってキャンペーンを利用して申し込み、「2・3日で出荷」というのが6日目にやっと出荷されて手にした1枚。(またキャンセルされるかとひやひやものだった)
Mogwaiの「Mr .Beast」アルバムタイトルやジャケット写真からは異様な雰囲気が醸し出されるが、彼らのアルバムとしては聴きやすい部類に入るんじゃないだろうか。

1曲目「Auto Rock」 ピアノ中心のインスト曲は意外な感じ。まるで他のニューエイジ系かと思ってしまった。
2曲目「Glasgow Mega-Snake」でギター中心の曲になったが、いつものMogwaiとはちょっと違うイメージ。しかしこれがまたいい感じで、新たな局面が開けてきたのかもしれない。

一方3曲目「Acid Food」ではいつものMogwai。スローテンポに淡々としたボーカル。静の方のMogwaiだ。
対して4曲目「Travel Is Dangerous」は動のMogwai。これまで1曲のなかで静から動へのギャップで楽しませてくれたが、今回はアルバムの中のメリハリで勝負。アルバム単位で聞くことが好きな私にはもってこいだ。
そのあと、「Team Handed」「Friend of the Night」とピアノ中心のインストが続く。6曲目の方は後半ノイジーなギターがだんだんとボリュームアップして最後静寂に戻るMogwaiお得意のパターン。シングルカットされるのも頷ける。このあたり、メロディやミニマルなどにMogwaiらしさがあるが、かなり優しいイメージ。メンバーも年齢を重ねて、かなり円熟の境地になってきているのか…そこが私には合うので、ますますMogwaiが好きになっているが。
7曲目「Emergency Trap」8曲目「Folk Death 95」はギター中心のインスト。いつもならこういう感じの曲はもうひとつふたつ展開があって長尺の曲になるのだが、こんかいはちょっとあっさり目…とはいえ、静から動へのMogwai節はしっかり押さえてある。

そしてハイライトともいえる9曲目「I Chose Horses」、ピアノ中心のバックメロディに日本語の朗読が組み合わされる…これがまたピタッとはまって心地いい。
そして10曲目でまた一転したギターノイズがやってくる。アルバムの締めにふさわしい余韻を残すヘヴィさ加減。このまま、また1曲目の静寂に戻って、何度も繰り返し聞いていて飽きないアルバムだ。

このアルバムは全体を通してのメリハリを楽しむものだと思う。SHOPの視聴機で1、2曲聴いただけで判断するのは勿体無い。もしさわりとして試すならお勧めは2・7・9曲目かな。
で、ちょっとでも気になったらぜひ買い求めて、全体を通して何度か聞いて欲しい。なぜ私がMogwaiにはまっているのか…その心地よさに触れてみて欲しい。

私的には定番になるだろうけど、一般的にはカルト度80%ってところか。

Mr .Beast - Mogwai /CD

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