90年代UKのベスト1と言っても過言じゃない「Screamadelica」
昨日、子どもの家庭訪問のために事務所応接を片付けていた。ついでに、CDラックも少し整理した。だいたいジャンルで棚を分けるのだが、前回整理したときに比べて増えているのが2000年以降のUKもの(MogwaiやSigurRosなど)と90年代のUKもの。90年代UKのアーチストは、2000年以降に発売されたものも続けて収めているので、現役のoasis・travis・charlatansなどが増えてくる。で、一段UK用の場所を増やした。(追い出されたのは80年代AORだ)
さて、その中で左端に何からならべていくか…悩んだすえ手にしたのはPrimalScreamだった。
彼らとの出会いは、何度か出てくる元社員のS君が出張のクルマに持ち込んだMD。当時はROCK寄りの次作「Give Out But Don't Give Up」が気に入ったのだが、自分でもCDを揃えだして聞き込むほどにはまっていったのがこの「Screamadelica」だった。
まずはダンサブルな「Movin' On Up」で始まるこのアルバム、一言で言うくくりができないバラエティにとんだ曲が並んでいる。その中でお気に入りは、先ほどの1曲目とディープなスローナンバー「Higher Than The Sun」6曲目の「Come Together」続く「Loaded」そして一番メロディアスな「Damaged」。その他の曲もそれだけで聞くともうひとつだけど、アルバムの流れで聞いたらツボにはまっている。
あとで分かったんだけど、この「Come Together」はバージョン違いが色々あって、発売国によって違うバージョンが使われている。私が持っているのはUSAの輸入版で、ボーカル入りのバージョン。ずっとこれが普通のバージョンだと思ってたけど、シングルカットバージョンやUK盤、国内盤はコーラス(ゴスペル風)中心のようだ。それは、あとで中古屋で見つけた非売品のDJ・EDIT盤「souls」やベスト盤の「Dirty Hits」を買ってわかった。
今はハードなガレージロックバンドのPrimalScream。このアルバムの頃に出会っていたら、私の90年代は違ったものになっただろう。
定番度 100% まだ未聴の方はぜひ一度。
Screamadelica - Primal Scream / CD・MP3
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