本物のジッパーは伊達じゃない「Sticky Fingers」
Rolling Stones70年代の幕開けを飾るアルバム。もちろんその当時、私はStronesの存在など知らなかった。まだ7歳だもんな。
今、何度目かの来日をしているStones…今回は観にいけなかった。というか、さすがにもう枯れてきて見るのが辛いだろうと想像してた。しかし、観にいった友人の話だと”もう最高”だったらしい。悔しい…。
そのセットリストの話題になったときに、「ここ一番気合の入ったときにやるナンバー SWAY」という話があった。Heavyなブルースナンバーで、確かにこのギターソロはブルース全開の気合の入ったもの。今回のステージでどのようなソロが繰り広げられたんだろう…やっぱり悔しい…
私が大阪ドームに観にいったときは、このアルバムから「Bitch」がサプライズナンバーとして演奏された。こちらはご機嫌なファンクナンバー。最高にかっこよかったのを覚えてる。(どうだうらやましいだろう)
その翌日には「Wild Horses」をやったらしい。渋いバラードナンバー。これもめったにやらない。(聞いた人はうらやましい)
つまり、ステージでサプライズに使って、オーディエンスが喜ぶナンバーがこのアルバムには詰まってるってこと。必ずやる定番も押さえるのは大事だけど、このアルバムを知っていればよりステージが楽しめるってものだ。
しかーし、このアルバムはなんと言っても1曲目の「Brown Sugar」今でもステージの定番であり、代表曲のひとつ(というか代表曲いっぱいありすぎ)イントロのリフだけで身体が動き出す。気がつけば膝より下の位置にエアーギター抱えて前傾姿勢…気分はキースかロニーか(アルバムのころはミック・テイラーだけどね)
そして最後にクールダウンさせてくれるような「Moonlight Mile」
あぁもうお腹いっぱいです。
そうそう、ジャケットは本物のジッパーを使った、「アンディ・ウォーホール」デザインのもの。CDだとあの衝撃は味わえないだろうなぁ。もし紙ジャケシリーズがでたら要チェック。
定番度 90% 新しくstonesファンになった人は必聴
Sticky Fingers - The Rolling Stones / LP・MP3
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