80'sアイドルと決め付けるなかれ「Rio」
前回やっと2005年の総括が出来たのだが、今年に入ってから買ったCDはまだ2枚。
それも買うのを目的にしていたのではなく、必要があってPCソフトをamazonで買ったときについでに廉価で売っていたものを買った。この「Rio」と「Seven And The Ragged Tiger」の2枚、両方「Duran Duran」だ。
彼らのことはデビューアルバムから知っていて、当時JAPANなどを聞いていたところにその派生としてUKで起こったニューロマンティックというムーブメントのはしりだったと思う。FMで音を聴いて気にいり、その後TVのプロモフィルム番組(まだMTVが始まる前)で見た彼らは、フリフリのシャツ・カラフルな髪・化粧といういでたち。ターゲットは少女であることは明白だった。もっともセカンドシングルのプロモは日本ではボカシが必要な過激なものではあったが…
で、この「Rio」に話を戻すと、アルバムを手にする前にMTV系の番組でプロモを見ており、ただのお人形から脱皮して曲が好きになっていた。
この頃レンタルレコード屋がでてきて、良く借りていた。でもどうしても欲しいアルバムもあったが、5つ違いの妹を洗脳(笑)して自分のこの身の音楽を教えまくって、妹に買わした何枚かのレコードのうちの1枚だったかな。そうして、アルバム単位でカセットにいれ、カーステで大音量で流していた。
「Hungry Like The Wolf」「Rio」といったヒット曲はもちろん、他の曲も良く棄て曲なし。後からシングルカットされ、今では彼らの代表曲にもなっているが「Save A Prayer」は最初に聞いたときからお気に入り。次のラスト曲「The Chauffeur」とともに、憂いを感じる雰囲気は私の好みにピッタリだった。
この時期、ニューロマンティックからブリティッシュ・インベンションへとムーブメントの流れは変わったが、底にソウルのある「Culture Club」とこの「Duran Duran」は音楽としても抜け出ていた気がする。「Duran Duran」ではやはりベースラインが肝じゃないだろうか。
John Taylerは顔もかっこいいが、ベーステクも相当なもんだと思う(ベースラインを彼が作ったかどうかはわからないが)
そういえば、当時バンドを組んでた私は、中古で見つけた「IBANEZ」のスルーネックタイプベースを衝動買いしたっけ。Johnと同じモデルだった。でも、ブルースバンドに変わったから「SEYMOUR DUNCAN」のJAZZベースを買って、「IBANEZ」は売っちゃったっけ。勿体無いことしたなぁ…。
定番度 50% 80's好きにはマストだけど、アルバムじゃなくベストのほうがいいだろうね。
「Rio」 - Duran Duran/CD・LP
「音楽」カテゴリの記事
- Pink Floyd 「The Dark Side Of The Moon」50周年記念イベント(2024.06.17)
- 久々に「The Wall」を観た(2015.09.08)
- Kraftwerk「Trans Europe Express」(2008.06.06)
- 90年代UKのベスト1と言っても過言じゃない「Screamadelica」(2006.04.27)
- 35年の歴史。Live版ベストアルバム 「The Word Is... Live」(2005.10.10)
「80'S」カテゴリの記事
- 久々に「The Wall」を観た(2015.09.08)
- Style Council Concert 「Savoy May 11, 1984」(2011.07.08)
- Thompson Twins 「Concert Akron Civic Center Aug 23, 1984」(2011.06.24)
- Howard Jones 「Concert Manchester Apollo Mar 15, 1985」(2011.06.23)
- ABC 「Concert Metro Dec 17, 1982」(2011.06.22)
The comments to this entry are closed.
Comments