STAR WARS 伏線だらけの「episodeⅤ The Empire's Strikes Back」
2作目はエピソード5、邦題は「帝国の逆襲」前回基地を破壊された帝国軍が反乱軍を追い詰めていく。
氷の惑星での戦闘、ジャングルの惑星での修行、雲の惑星での対決が中心で、あいかわらず次から次へとピンチになるのだが、この作品は人間関係やエピソード1・2・3に繋がる(というか1・2・3から繋がってくるというほうが正しいのか)伏線が楽しめる。
1作目ではフォースという特殊能力だけだったのが「ジェダイ」という大きな流れの存在がヨーダの登場で明らかになるし、ただ記憶の中で思い出していただけのようだったオビ・ワンの声が記憶ではなく幽体として存在していてリアルタイムで話しかけていたことも分かるし、その他にも今見直したら新たな発見があると思う。しかし最大の因果関係は、ダース・ベイダーがルーク・スカイウォーカーの父親アナキンだと判明したこと。(この親子の名乗りはディズニーの「TOY STORY2」でパロディにされている)
前作ではベイダーが戦闘機ごと宇宙に飛ばされ決着がつかずに離れ離れになったのだが、今回は直接対決のすえダークサイドを勧める父の手から逃げるようにルークの方が離れていった。この対決で片腕を無くし義手をする事になるのだが、これはエピソード2への伏線(あぁややこしい)にもなっている。
もう一人の主人公ハン・ソロはつかまってカーボン冷凍されたままで終わる。
1作目のハッピーエンドからすれば散々なバッドエンドで次回作に繋がる。まあ、次回作も作ると分かっていることだから、ここだけで完結させる必要は無かったんだろう。
逆にいえばこの作品だけではあまり面白くないということ。でもこの作品を見ておかなかったら、エピソード6が面白くなくなる。
定番度 サーガを楽しむなら100%見ておくしかないでしょう。
STAR WARS episode5 The Empire's Strikes Back - DVD
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