キリスト教徒以外でも単純に音楽として「The Darkside」
やることが多すぎるのは承知の上だが、そういうときの気分転換に始めたはずのブログなのに、これを書く気力すらそがれ続けた2ヶ月ほど…いくつかのことに一区切りつけることが出来たので、少しづつでも更新していきたいなと。
昨年は年間5枚くらいしか買えなかったCDだが、この2月の間に結構買ってしまった。そのうちCDショップで買うつもりはなかったが安く売っていたので買ったセットものが2種類(ブルースコンピ3枚組とTOTOの初期3枚をセットにした廉価版)欲しかったのでアマゾンで買ったMogwaiとそのついでに安かったんで注文したMcDonald & Giles とRadiohead、そして仕事の都合で停めた駐車場代をケチるためにデパートで買い物をする(3000円買ったら2時間無料)目的で買ったGregorian(2回行ったので2枚買った)どれも買ったときに繰り返し聞いたし、今でもよく聞くので順次紹介していくだろう。
今回はその中から、一番最近入手したGregorianの「The Darkside」を取り上げる。
Gregorianというのはユニット名で、以前2ndアルバムを紹介したEnigmaのファーストアルバムにSadnessというグレゴリア聖歌をサンプリングした名曲があるのだが、その聖歌部分をプロデゥースしたフランク・ピーターソンがEnigmaを離れて企画したユニットで、現在まで5枚発売されている(もちろん全部持ってる)
このユニットはRockやPopの名曲(マニアックなものも結構ある)をグランドビートに乗せたグレゴリア聖歌隊の歌でカバーするというもの。初期はわかり易い有名どころを中心にしていたが、この「The Darkside」はタイトルどおりマニアックでダークな選曲となっている。収録曲の中でオリジナルを知っているのはDoorsの「The End」くらいだが、Nine inch NailsやAlan Parson's Projectなど好きなアーチストの曲もある。
こういうカバーものの楽しみの一つに、オリジナルを知らないもので気に入ったものに出会ったとき。今回の中では「The Four Horsemen」と言う曲でオリジナルは「Aphrodite's Child」というバンドなのだが…聞いたこともない(恥)でもすごく綺麗な曲で脳内ループしている。
キリスト教の宗教心はないのだが、グレゴリア聖歌ってのは”綺麗”で気持ちを落ち着かせてくれる。その雰囲気で知っているメロディが聞けると気持ちいい(たまにオリジナルが好きすぎて気に入らないカバーもあるが)さらに底辺にグランドビートが効いているのでいい癒しになる。(デジタルビートが嫌いに人には向かないが)
久々なのでこの位の軽いレビューにしておこう。
カルト度 90%(CD屋で普通に探しても見つからないと思う)
The Darkside - Gregorian CD
追記(5/29)
文中に出てきた「Aphrodite's Child」というバンドだが、気になって調べたら映画「ブレードランナー」「炎のランナー」のテーマを作ったり、YESのJohnと競演したりしている「Vangeris」が昔所属していたバンドだと判明。この「The Four Horsemen」(四人の騎士)はアルバム「666」の収録曲らしいが、キリスト教で「666」というのは…その関連曲をグレゴリア聖歌隊に歌わせるのだから、聖歌隊と言うのはあくまで楽器の一つとしての扱いなんだろうね。
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