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February 21, 2005

Pink Floyd の一人としてとソロアーチストとしてと 「In The Flesh」 part2

In_the_Flesh_dvdCDでは2枚目になる後半に入る。

後半は「Dark Side Of The Moon」(狂気)から始まる。このアルバムは過去のブログにも書いたが、個々の曲よりもトータル性が大事なのだが…さすがに全曲と言うわけにはいかないようで「Breathe」「Time」「Money」と前半のいいとこ取り。それまでは概ね原曲に忠実なアレンジをしていた各パートのソロなんだがこの「Money」の間奏でのギターソロ(Andy Fairweather Low - クラプトンのバックバンドなどにも参加する職人タイプのサブプレーヤー)は張り切っていて楽しい。

そしてここからはソロアルバムの曲。私はPink Floydのアルバムはどれもそれこそレコードが擦り切れるくらい聞いているが、Rogerのソロアルバムは持っていてもあまり聞いていなかった。聞いていても何かしながらなのであまり心に残ってなかった。が、今回LIVEで聞いてそのすばらしさに目が覚めた。

それが「Perfect Sense (Parts 1 & 2)」この曲の静から動への移り変わり・盛り上がりの感覚に熱いものを感じた。その要因に女性ボーカルのすごい迫力があった。それぞれ、ソロでもお金が取れるくらいのメンバーが3人そろい、そのソウルフルな歌が琴線にバンバン響いた。

実は前にPink Floyd(Roger抜き)を観にいったときに一番感動したのが「Great Gig In The Sky」の女性コーラスの素晴らしさだった。今回の「Dark Side Of The Moon」パートにこの曲が採用されなかったので残念に思っていたが、それを上回る感動がこの曲にあった。この1曲でチケット代の価値があったといえば言い過ぎか(笑)

ちょっと薀蓄を入れると、この曲のSEに使われているのは映画「2001年宇宙の旅」でHALの機能を止めようとしたときにHALがしゃべっていたシーン。(って言われてもわからんよな)

その後もソロ「Amused To Death」(死滅遊戯)からの曲が続き、最後にまた「Dark Side Of The Moon」にもどって、「Brain Damage」「Eclipse」のラストのメドレー…私が一番好きなところだ。これを生で聞ける素晴らしさ。

アンコールで”泣き”の定番「Comfortably Numb」そしてCD/DVDでは「Each Small Candle」で幕を下ろすが、ライブではラストは「Flickering Flame」(ベスト盤にだけ収録)だった。

私が見たのとほぼ同じステージのDVDがあるおかげで、観る度にあの感動がよみがえってくる。

願わくば4人揃ったステージを生で見てみたいものだが…当面は古いライブの音源を探して聞くしかないか。

(カルト度 80%)Pink Floydファンは必須

Roger Waters - In The Flesh CD/MP3/DVD
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February 20, 2005

Pink Floyd の一人としてとソロアーチストとしてと 「In The Flesh」

In_the_Fleshここ2日ほど、最近入手したPink Floyd の往年のライブを聞いていた。それらの中にRoger Watersのソロライブもあったのだが、それはブートレグなので紹介しない。その代わりに公式で発売されているRoger Watersのライブである今作を紹介する。

このアルバムへの思いいれは、このアルバムそのものより2002年に見に行ったコンサートへの思いいれが強い。なんせ10年ぶりに行ったホールでのコンサート(その前は1992年のYES)しかもあのPink FloydのRoger Watersだからなおさらだ。
コンサートの後、このアルバムも同名のDVDも買った。基本的に構成はCDもDVDもコンサートも同じ(アンコールのLAST曲だけコンサートは新曲)

まずはオープニング。2段ある雛壇の後方、高いところにシルエット風にRogerが登場、そしてカウントともに「In The Flesh」が始まる。「The Wall」のオープニング(厳密には違うが)でもあるこの曲だけでもう鳥肌ものである。その容姿はPink Floydの時代よりも年輪が加わった分渋い。

その後、「The Wall」の曲が数曲続いた後、「Fainal Cut」から2曲。そのあと前半のハイライト(と私は思う)の「Pigs On The Wing (Part 1)」から「Dogs」へとつづく「Animals」からの選曲。自分のパート以外はサポートメンバーに任せ(だから「Dogs」はほとんど歌っていない)にもかかわらず、またベースプレイとしても特別派手なことをするでもなく…しかしこれはRogerの曲なのだ。CDでは分からないが「Dogs」の間奏のシンセソロ(弾いていたのはRogerの息子!)の間、ギターとベースのメンバーでステージ上のテーブルでカード(イギリスだからブリッジかな?)に興じる。そういうものも含めてPink Floyd~Rogerのステージング。

そして「Wish You Were Here」(炎)の曲が続き、初期の名曲、「Obscured By Clouds」(雲の影)のなかの「Set The Controls For The Heart Of The Sun 」で前半終了。考えてみたら見事にPink Floyd時代の曲オンパレードである。Roger以外はサポートメンバーだから当然Pink Floydとは別物なんだが、コンサート中はそんなことを考えさせない。そこはRogerの貫禄だろう。

10年以上前にRoger抜きのPink Floydのコンサートも行った。そのときもサポートメンバーをうまく使って”らしさ”を出していたことを思い出す。今回Pink Floydナンバーを聞いて感じた違いは、ギターのDaveの味だけは真似できないなってことか。

長くなってきたので、前半だけで一旦終えることにする。

(カルト度 80%)Pink Floydファンは必須

Roger Waters - In The Flesh CD/MP3/DVD 

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February 19, 2005

いまだこのアルバムを超えられないのか「OK Computer」

OK 先日の出張中に書いていたのだが、モバイルからの書き込みが上手く行かなかったため、もう一度アップする。

 今回の出張の移動で聞いてたものの中から紹介するのはRadioheadの「OK Computer」90年代・UK好きの間ではビッグネームのRadioheadだが、実は私が聞き出したのはここ3年ほどである。このコラムに何度か名前の出てくるS君が車に持ち込んでいたMDの中にもあったのだが、そのメリハリのない雰囲気は、運転中には聞き流される音楽でしかなかった。
 その私が彼らに注目したのは、このアルバムの2曲目「Paranoid Android」をどこかで耳にしたとき。プログレっぽさを感じたのだ。静と動が入れ代わり入り混じりする構成が琴線にふれたのだ。ギターのきれいなメロディから粘っこい質のボーカルが入り、ファルセットを交えて、なんというか綱渡りのような緊迫感が伝わってくる。その間もアコースティックなアルペジオと、ワウのかかったギターが重なり合い、いい雰囲気を出している。そのあとディストーションがかかったギターとボーカルが入り込む動の部分、短いギターソロをはさんで一転して静のパートへ。静といっても粘っこい世界へひきづり込んだあと、またノイジーな転回へ。

 その後、アルバム単位で何度も聞いていくうちにオープニング曲の「Airbag」、静の「Let Down」「Electioneering」、動の「Electioneering」などいろんな側面が出てきてどんどん聞きほれていくのだが、それらの集大成が「Paranoid Android」なんだと実感してくる。

 話によるとRadio Headファンはこのアルバムを境に、初期からのギターバンドのほうが好きなファンと、最近のノンジャンルの雰囲気が好きなファンとに二分されるようだが、私はこのアルバムから次の「KID A」にかけてのほうがしっくりくるようだ。

 ただひとつ困ったこと…それは、運転中にRadioheadを聞くと眠くなってしまうことである。

(定番度 80%)90年代のロックをあまり知らないおじ様方も一度…
OK Computer - Radiohead CD/MP3
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February 18, 2005

一般に有名なのは1曲だが・・・「Layla And Other Assorted Love Songs」

layla
 BBSのほうで話題が出たので久々に聞いているのがDEREK AND THE DOMINOSの「Layla And Other Assorted Love Songs」(邦題は「いとしのレイラ」)
 ERIC CLAPTONのセッションバンドでいいのかなこのバンド名の名義ではスタジオアルバムはこの1枚だけだしね。なんせ芸暦のながいCLAPTON御大だから、数々のセッションがあるし、それがまた名盤だしね。

 このアルバムの中の1曲というとやはり「LAYLA」だね。CLAPTONと聞いてこの曲を思い出す人も多いだろうし、CLAPTONを知らなくてもこの曲は知ってたりね。イントロのリフ聞くだけでもう興奮状態になるし、そこにからむハイトーンのギターでもうノックアウト。歌にはいるときに転調するとこもにくい。で、最初のリフにもどるサビはまたもとのキー…あぁもうかっこよすぎる。さらにエンディングから続くピアノとギターの絡み(ラジオではほとんどここでフェードアウトされるけど)が延々続くところもじっくり聞いて欲しい。確かにCLAPTONは歌も渋いから、歌もの扱いでエンディングを軽視されるんだけど、最後まで聞いてこそのLAYLAだから。
 しかし、この曲、一体いくつのギターをかぶせてるんだろう…どのパートもかっこいい。

 と、1曲だけで熱くなったが、じつはこのアルバム他の曲もじっくり聞いて欲しい。LAYLAはROCKの定番だけど、ほかにもブルースの名曲が詰まってる。
 「BELL BOTTOM BLUES」「Nobody Knows You When You're Down And Out」「KEY TO THE HIGHWAY」「HAVE EVER LOVED WOMAN」など、渋すぎる。あとアップテンポなら「Why Does Love Got To Be So Sad?」というのもある。
 ただ、個人的に「LITTLE WING」だけはジミヘンの方が好きだ。

 しかし、どうして今までCLAPTONを取り上げなかったんだろう…

(定番度 100%) 聞く機会があればぜひ一度

Layla And Other Assorted Love Songs - DEREK AND THE DOMINOS CD/MP3
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February 11, 2005

環境音楽!?ヒーリングの元祖 「Penguin Cafe Orchestra」

PCO 明日は休日、そしてゴミの日…ちょっと台所周りと冷蔵庫のお掃除をしてました。そういうときのBGMにとCDデッキで聞いてたのがこの「Penguin Cafe Orchestra」アーチスト名もPenguin Cafe Orchestra(ペンギン・カフェ・オーケストラ)で、バンド(?)名とタイトルが同じなんでファーストアルバムかと思いきや、これはセカンドアルバムでした。(ファースト「MUSIC FROM THE PENGUIN CAFE」も持ってます)

 80年代の初期に、FMで聞いたのが最初で、記憶が正しければYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が好きだった関係で、坂本教授の番組を毎週聞いていたときに紹介されたか、細野氏の番組でワールドミュージック特集見たいな感じで紹介されたかどちらかだったと思う。その後レンタルレコードで借りて90分テープの裏表でファーストとセカンドアルバムを録音して聞いていた。

 環境音楽・ヒーリングと言うキーワードそのままに、これはインストゥルメンタルでアコースティック楽器の音楽。オーケストラと言っても、クラッシックやイージーリスニングではなくて、YMOとおなじくユニット名としてのオーケストラ。イメージ的にはスイスやオーストリアの高原で聴く音楽…かな。中心人物のサイモン・ジェフは亡くなったので新作は聴けないが、一度聴いてみる価値はある。

 1曲目の「Air A Danser」(読み方はエール・ア・ダーセだったと思う)はギターのフレーズが繰り返されるのを基本に、ピアノとコーラスが重なる軽快な曲。構成的にはテクノっぽいし、ミニマルとも言える。(だからYMOに繋がるのか)
 3曲目の「Telephone And Rubber Band」と言う曲が面白く、電話のいわゆる「ツーツー」音(相手が話中の時になる音)とゴムバンド(太目の輪ゴム?)を伸ばしてギターのようにはじく「ボオウン」という二つの音を切り張りして作った音楽。ゴムは伸ばし加減で音が変わるので立派な音楽になっている。(日本にもノコギリの曲げ具合で音を変えて演奏する職人芸があるが…笑)秀逸なアイデアだ。
 あとお気に入りは「Walk, Don't Run」これはストリングスの軽快な曲で、あとで知ったがベンチャーズがやっていた(オリジナルかどうかは知らないが)ようで、あちらはサーフィンサウンド。ところが Penguin Cafe Orchestraが演るとアルペンサウンドになるという…

(カルト度 80%)さらっと聴くのに適してます

Penguin Cafe Orchestra - Penguin Cafe Orchestra CD/MP3
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February 06, 2005

遅れて知ったマンチェスター・ムーブメント 「Us And Us Only」

UsAndUs 今までも何度か書いたが、90年代の流行は追っかけてなかった。90年代も終わろうかと言う頃、そんな私の職場に15歳ほど年下の同僚が出来た。年甲斐も無くKula Shakerが好きだと知った彼は、私に90年代UK、特にマンチェスター・ムーブメントについてレクチャーしてくれた。出張に行く車の中に、彼の持ち込んだMDが増えていき、最初に気に入ったのはPrimalScreamだったが、ほかにずっと耳に残った曲があった。
 それがこのアルバムの1曲目「FOREVER」だった。
 ハモンドオルガンのロングトーンの中、ハットを刻む音がフィルインしてきて、そこにベースのフレーズが唸りを上げていく。やがてハモンドの音がノイジーになってきてシンセが絡みだす。その後ドラムとベースがリズムを確立させるとバックにかすかにギターのアルペジオが聞こえてくる。イントロから3分弱たってやっとボーカルの登場である。その間も基本的には同じフレーズが繰り返されていく。いやぁ、何度聞いてもかっこいい。
 シャーラタンズにあってはこの曲は異質で、これ以前はもっとロックぽかったし、最近はダンサブルだ。でもこの曲にはプログレっぽさを感じるし、最初期のJOURNEYをも連想させる。でも私はこの曲が好きなのだ。この1曲だけのためにCDを買ってしまったほどだ。
 しかし他の曲が駄目だと言ってるのではない。「Impossible」のようなアコースティックナンバーや「A House Is Not A Home」のような骨太ロックロールもかっこいい。

 実は車の中で何度でもこの曲を聴いていたのに、あらためて心に響いたのは広島かどこかのショップでBGMに流れていたのを「これって、どこかで聞いたことがあるような…」と思ったとき。あとで同僚に尋ねたら「多分これでしょう」とこのアルバムのMDを流してくれた。つぼにはまるときはそんなもので、何気なく耳に入ってくるときにアンテナに反応してしまう。
 そこから「The Charlatans」のアルバムを揃えてきた。でも、この曲以上のインパクトはまだ無い。

 (定番度 50%)

 Us And Us Only - The Charlatans CD/MP3
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February 04, 2005

90年代のハードロック 「K」

KULA
 今日の移動時に聞いていたのはKula Shakerのデビューアルバム「K」
 私自身は90年代リアルタイムには新しい音楽の開拓はあまりせず、70年代ものを買いあさっていたことは前にも書いたが、このKula Shakerは唯一その発売時に気に入って買ったUKロックじゃないだろうか。(ヒーリング系は結構手を出していたが)このアルバムの発売は96年。タワレコにCDを漁りに行ったとき、ハードロックのコーナーに視聴盤があり、「UKとインドの融合」ってな感じのキャッチコピーに惹かれて聞いた。
 で、オープニングの「Hey Dude」でぶっ飛んだ。かっこいい。べースのグルーブが今までのハードロックを越えてたし、ZEPを始めて聞いたとき同じくらいにかっこよく思った。ある意味70年代の古き良き時代のロックを思い起こさせる、それでいて新しい何か。当然、買った。
 70年代を彷彿させたのはハモンドオルガンの使い方によるところが大きい。このアルバムには入っていないが、「Hush」と言う曲をカバーしてるのだが、オリジナルのDeepPurpleの初期がやはりハモンドオルガンに特徴があったし、あえてそういうイメージを作っていた気もする。70年代好きオヤジの琴線に見事に触れてきたのだ。
 改めて最初から通して聞いたら、先の「インドとの融合」が出てきた。「Govinda」と言う曲で、シタールを使ったりインド語を使ったり、みごとに取り入れているのだ。他の曲に、エスニックエッセンスがちりばめられている。

 ZEPやDeepPurpleをあまり知らない世代の若者にもこのバンドは受けていた。ただ単にハードなロックを追っかけたり、テクニックがすごいフォロワーは数おおく出てきたが、こういう新しいグルーブ感を持ったバンドは少なかったように思う。2枚のアルバムだけを残して解散したが、生で見たかったなぁ。

 定番度 50% (うるさいだけのハードロックはしんどい、と言う方にお薦めします。)

 K - Kula Shaker CD/MP3
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February 03, 2005

音のコラージュ 「The Seeds Of Love」

TFF 昨日は大阪まで電車で移動。ぼんやり窓の外を見ながら聞くのに選んだのがTears For Fearsと言うバンド。80年代の華やかなUKシーンの中でその緻密な構成美でもってアイドルバンドとは一線を引いていた。時代が時代だったので、その音作りよりもヒットチャートやビデオクリップの話題で評価されがちだが、ヘッドフォンを通してじっくり聞けば聞くほど、音のコラージュに気が付く。
 今回は彼らのアルバムの中から「The Seeds Of Love」を選んだ。
 
 私は音楽を表現するときに「DEEP」という言い方を好む。「深み」といえばいいのだろうか。左右2チャンネルの音なのに、そこに空間を感じるとき「DEEP」な音と感じる。最初にその感覚を覚えたのはROXY MUSICと言うバンドの「AVARON」(1982)と言うアルバムである(これも近いうちに紹介したい)それ以降にその「DEEP」さを感じたのがこのアルバムの1曲目「Woman In Chains」だった。それ以前にも「Shout」というヒット曲もあったが、私はこちらの方が好きだ。Rolandの渋いボーカルに女性シンガーのソウルフルなボーカルが絡まり、そのバックで控えめに演奏が重ねられる…あぁもう素晴らしい。控えめと言ってもその演奏は素晴らしく、いったいいくつの音が重ねられてるのだろか…
 そして2曲目「Badman's Song」、ハイビートなドラムにJazzyなピアノが入ったかと思うとカウントシャウトに続いてハードなギター、そしてハードなボーカルが続いていく。かと思うと途中からはソウルフルなボーカルやコーラスに変わっている。それらが自然に入ってくるのだから変に気持ち良い。
 極めつけが3曲目の「Sowing The Seeds Of Love」この曲の雰囲気の元ネタはBEATLESの「I Am The Walrus」なのは丸分かりなのだが、ここまでおしゃれに仕上られたらパクリかどうかなんてどうでも良い。この曲自体が素晴らしいのだ。もうセンスの問題である。これまでも「Shout」や「Everybody Wants To Rule The World 」などでTears For Fearsの事は知っていたのだが、この曲をラジオで聞いてCDを買う気になった。そうしたらこの曲にくるまでに先に書いた1・2曲目にぶっ飛ばされたのである。
 その後も「Advice For The Young At Heart」や「Year Of The Knife」や「Tears Roll Down」など佳曲ぞろいである。が、全曲解説にするつもりは無いのでここまでにしておこう。

 もともとアルバム単位で聞くのが好きな私は、気に入った曲からアーチストに入って買ったアルバムが”あたり”だと非常に嬉しい。このアルバムはそういうアルバムだった。その後、さかのぼるようにして彼らの1枚目、2枚目も買った。これもいずれ紹介したい。

(定番度 90%)

The Seeds Of Love - Tears For Fears CD/MP3

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February 02, 2005

元祖 HEAVY METAL 「Physical Graffiti」

zep 先週、車で広島まで出張した帰り道、HDDプレーヤーでZEPをずっと流していた。
 その時はランダム再生だったのだが、どれも好きな曲ではあるがやはり時代によって少し違う気がした。そこで今日はアルバム単位で何枚か聞いたのだが、改めてその良さに惹かれたのが6枚目の「Physical Graffiti」(フィジカルグラフィティ)である。

 このアルバムを聞いたのは中学生のとき。考えてみれば始めて手にしたZEPのアルバムである。正確には友人から少し安く譲り受けたのだが、ラッピングされた全くの新品だった。その友人はなぜ新品を安く売ってくれたのか…深く追求はしなかったのだが…私が洋楽好きだったのは知っていたはずだから、私に声がかかったのだろう。(ここでは詮索は止めておく)

 そのころZEPで知っていたのは「天国への階段」や「ロックンロール」位だった。そんな若者がこのアルバムを聞いたとき、ひどく退屈に感じたのは仕方ないかもしれない。2枚組の大半はミドルテンポの曲で、唯一アップテンポのD面1曲目「Night Flight」とギターリフがかっこいいC面1曲目の「In The Light」くらいしか印象に残っていなかった。その後、「Ⅱ」「Ⅲ」や「4シンボル」を聞いたらほとんどこのアルバムに手を伸ばすことは無かった。
 その後、CDでZEPの全アルバムを買った大学時代になって、ブルースが好きになっていた私は「In My Time Of Dying」「Ten Years Gone」なども気に入りだした。
 しかし、今回ヘッドフォンを使って聞いてみたら今まで見向かなかった曲たちが気になりだした。それはドラムの音の深さ。ZEPがヘビメタの元祖だとはよく言われるのだが、ギターのJimmyのリフを指して言われることが多いように思う。しかし、ヘビィさをもたらしているのはBonzoのドラミング。それもアップビートの曲よりミドルテンポの曲で、あまり多くない手数なのに奥行きがある重たいドラミングが、音が大きいだけのヘビメタには無い深さをもたらしているのではないだろうか。
 「Custard Pie」から「Kashmir」へいたる、1枚目(A/B面)の6曲がやたらと好きになっている。
 5枚目までは勢いや迫力でヘビィさを出していた曲はいくつかあるが、匠の域に入ったのはこのアルバムから。

 このアルバムはジャケットも面白い。アパートのイラストの窓が切り抜いてあり、内ジャケットのイラストが窓から覗くようになっているのだ。私はLPと紙ジャケCDだからどちらもこういう遊び仕様だが、プラケースに入っているものはどうなってるんだろう。こういう昔のアルバムを見ていると、30cmの大きさで遊び心満載だったLP時代が懐かしい。

(定番度 60%)

Physical Graffiti - LedZeppelin LP/CD/MP3

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