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November 26, 2004

ここらでカルトなものも…「The Boomtown Rats」

定番ものも山ほどあるけど、そればっかりやってるとカルト(マニアック)なものまで回らないので適当に混ぜていきます。

ということで「The Boomtown Rats」これはBEST盤なんですが、ブームタウンラッツがバンド名。実は一番最近買ったCDで、出張先の中古CD屋で偶然見つけたもの。(タワレコやHMVでも見た事がなかった)

ブームタウンラッツは70年代にパンクロックが流行ってきた頃に出てきたシンプルなロックバンドだけど、MTV以前のプロモーションフィルム(ビデオではない 笑)番組で「ライク・クロックワーク」という曲をみて気に入った。LPを買うほどでもなかったんだけど、そのあとにヒットした「哀愁のマンデイ」で曲を聞いてぶっ飛び、LPを買いに行って、そのあとで「ライク・クロックワーク」(収録LPはA Tonic For the Troops)のバンドと同じだと知り、遡ってLPを集めたなぁ。

世間的にはその「哀愁のマンデイ」の一発屋という評価しかないかもしれないけど、80年代の「エイド」(BANDAID)ブームを起こしたのはこのバンドのボブ・ゲルドフで、彼が在籍していたバンドって事で名前だけは知られてたかも知れない。つい最近、「LIVE AID」のDVDも出たとこだしね。(欲しいけどまだ買ってない)

話は戻って、このベスト盤は先の2曲も当然収録されているし、持ってなかったファーストの曲や、シーンから消えていったあとの曲も入っていたり、お得…だけど、やっぱり耳になじんでる2ndから4thアルバム(全部LPで持ってる)の曲がいいなぁ。「哀愁のマンデイ」もいいけど「ラットトラップ」や「サムワンズ・ルッキング」もいいなぁ、ボブの声は上ずってネバッとした歌い方だけど、これが独特でいい。で、演奏はシンプルだしそのギャップが面白い。その後、似たバンドは出てないんじゃないだろうか。

このボブだけど、2回目で紹介したPinkFloydのアルバムを元にした映画「THE WALL」で役者として主演してる。ただ、台詞は一切無し(笑)ま、映画というよりアルバム1枚分(2枚組だけど)の長大なプロモフィルムみたいなもんだしね。(その話題はいつかまた…)

そうそう、DVDが出たことでBANDAIDが今年復活するらしい。
どんな面子になるのやら…
(定番度 10% カルト度 90%)

*The Boomtown Rats - The Boomtown Rats CD

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